今日は、もう一つの話。
赤井川~余市間にある冷水トンネルでダンプにラリアットを受ける。
名残がこれ。
片側一車線。
トンネル内の路肩、狭し。
照明は、暗い。
on the白線で走行。
スピードは、控えめ。
突然肩口に衝撃。
俺は、目が眩む。
、なっ、なんだこりぁ?
どうしたべ?
通り過ぎたダンプが俺の肩にラリアットを見舞っていった。
事態は、すぐに理解するも瞬間、何が起きたやら見当がつかない。
前傾姿勢の俺の肩を掠める様に当てていった。
俺は、バイクを止める。
怪我の様子が判らない。
心の衝撃でへたりそう。
かろうじてバイクを降りて背中を丸める。
ダンプが止まる。
俺は、そっと腕を上げてみる。
痛くない。
上に伸ばし切ってみる。
痛くない。
力瘤を作ってみる。
痛くない。
運転手が歩み寄る。
ぶつかった音がしたので降りてきました。
ああ、
ぶつかりましたか?
ああ、
大丈夫ですか?
ああ、
本当に大丈夫ですか?
ああ、本当に大丈夫。
びっくりするほど痛みがない。
帰ってきて鏡に映す。
ほんのかすり傷。
ダンプの運転手が気が付くほど大きな音。
なのにこの浅手。
ダンプのどこの部分なのか?
ミラーではない。
荷台の角か?
運転手君
人身事故やるとまずいんです。
俺、内心で
それは、関係ない。
運転手君
見えなかったんですよね。
俺、それも関係ない。
運転手は、サングラスをしている。
俺の小さな尾灯の点滅に気が付かなかったということ。
交通量が多い中で君だけ引っ掛けたのだから注意不足。
頭の中でそう考えているのに大きな事故ではなかった安堵と、
まだ若い運転手が、車を止め確認しに降りてきたことへの
感心さに、
あなたが降りてきたから許す。
などと臭いセリフをほざいていた。
昨日は、後方への配慮をより高めるために安全を買ってきた。
CATEYE AUTO RAPID3
単三乾電1本
暗くなると自動で点滅
簡単取り付け
師匠のいるサイクルプラザで購入。
最初は、スイッチの入り切り操作が簡単に出来るヘルメットにつけられるものと考えていた。
師匠曰く、光量の小さいものをいくつ付けても駄目。
遠くから認識出来るのが良い。
でこれに決定。
単三、1本で暗さを感知してくれて広い視認力。
今までのライトは、
ヘルメットに移動
真後ろに
二つの小さな赤灯
3段階切り替えで
点燈~点滅する。点滅させると
視認性は、高い。
と思っていたが。
ロードバイクは、安全に遠くへ運ぶ道具。
そこの認識は、変わらない。
がそれは、自身が気を配れる範囲の話。
周りに積極的に自身の存在発信し
視認してもらうことが最重要と心得た。
危ないでしょう?と言われ
家の中に居ても車が突っ込んでくることがあるんですから
その時は、諦めるよりほかない、
と訳知り顔でほざいていた。
触られた程度の力なのに、
実際の風圧やギリギリで通り過ぎる恐怖は、
生々しい死を連想させた。
ウェアや、サイド振り分けバッグ等へのリフレクターも考慮の必要あり。
来年の日本一周では、もう一層の安全対策が必要と思えた出来事だった。
このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター