2015年9月12日土曜日

楽しい65歳 手にタコ

年を重ねて齢よわい 65歳となった。
持っていた年寄のイメージからは、かなり遠いところにいる自分。

そして、友。
近々バイクで約300Kmのロングをやろうと計画を始めた。

コースは、
石狩~留萌~深川~札幌がいいと言う。
石狩~留萌間は、アップダウンが多いぞ と水を向けると
楽しそう と答えてきた。

そこは、馬鹿じぁないの。
辛さが楽しみ、苦しさが喜び、変態の世界。


まじめでものを言うと、生きていることへの感謝を覚える。
その瞬間、その刹那、俺は、生きている。
そして生かされていると強く感じる。

荒い息、

でも頬が緩む。

ちぎれそうな脚、

でも脳みそは、笑っている。


自身の力が、クランクを回し
一本のチェーンにトルクが乗りホィールへと伝わる。
体と自転車が一体となり滑るように糸を引くように進む。


帰ってきたJamis1号


ハンドルを握る手にかすかにタコが見える。


手首付け根真ん中から少し手刀より。
北海道一周で手の痺れを経験してその対策を講じている結果。
下ハンドルポジションが多い俺。
そのとき、ハンドルは、握らない。

正確には、タコができ欠けている部分を支点にして手を置いているだけ。
上体に力を入れず無論腕でハンドルを引っ張ることもしない。
こうすることで低い姿勢を長くキープできるようになってきた。
上体を支える腹筋、背筋力も育っていることでこのポジションが保てるのだろう。

背中、首の張りが起きずらい。
腕の痛みがない。

低い姿勢は、安全にもつながる。

濡れた泥で本格的転倒を経験したとき。
前のバイクに接触してハンドルを飛ばされ路肩に前転したとき。
いずれもこの姿勢をとっていた。

自転車の乗り方 でも書いているが
遠くへ、早く、安全に乗れる人力を活かした完全な道具。

25日には、札幌~函館約250Kmのロングを控えている。
北野師匠の主催で護送車付き。
俺は、スタート時間を早め一人先行してゴール付近で飲み込まれるスケジュール。
何分先行しようがなぁ?
休憩は、どうしょうかなぁ?
コースは、中山峠経由。
初めての中山峠超え、トンネルがおっかないんだよなぁ。
それより登り切れるんだべか。
下りの冷え対策は、どうしょうかなぁ?

今日は、コンサドーレ札幌のホームリーグ戦。
先週の天皇杯予選2回戦の相手と再戦。

60歳を過ぎると自由席ならどこでも1000円で観戦できる。
ありがたいが申し訳なくも思う。

ツールド北海道が、昨日から開催され師匠が出場している。
今朝の札幌は、小雨。
2日目のコース状況は、どうなのだろう?
明日は、モエレ沼ゴール。
市民レースも開催されFaseBook仲間も出走予定。
雨さえなければ応援に行こう。



このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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