2014年11月25日火曜日

貧すれば鈍する

今朝の札幌市:晴れ・微風 予想最低気温3℃ 予想最高気温6℃


残りわずかな時間を
次に繋げよと咲く健気な野草。

昨日の札幌は、晴れ時々曇りで風もなく、
さて自転車にしようかとも思った。
が、午前中近くのスーパーへ買い物に
出かけると寒い、
午後からはウォーキングにした。

ウォーキングのその時にこんなことを考えていた。
貧すれば鈍するの話 貧しさは、感性を鈍らせてしまう。
俺たち夫婦共通の意識、そうならないよう戒める。

おばあちゃんは、孫に昔話を聞かせていた。


おばあ 「昔々に、うさぎさんとお馬さんがいたの」
     「あるときうさぎさんとお馬さんが出会ったのね。」
     「知ってる?ウサギさん」
まご 「知ってるよ、耳が大きくて目が赤くて、足が早くてピョン、ピョンて跳ねるでしょ」
    「お馬さんも知ってるよ、おおきな体でとって優しい顔してる。」
おばあ 「そう、よく知っているのね」
     「でもうさぎさんの目はみんな赤いわけではないのよ、憶えておいて」

うさぎ 「私は、ミミよあなたの名前は?」
しゅん 「僕は、しゅんて言うんだけどみんな僕のことをダバと呼ぶんだ、
      僕の足が遅いからなんだ」

うさぎ 「そんなに立派な脚をしているのに」
しゅん 「ああ、だからだれも僕と遊んでくれない」

うさぎ 「でも走ることは出来るのね」
しゅん 「ああ、勿論さ今日は山の向こうから一人で駆けてきたんだから」

うさぎ 「まぁ、すごい私も足は早いけどそんなに遠くまで走ることができないわ」
    「それにあなたの目も耳も大きいのね」
しゅん 「ああ、一緒だね後ろの方まで見えるよ、耳は、横の方に動かすことが出来るんだ」
うさぎ 「まあ、私も!」

おばあ 「そしてミミとしゅんは、毎日遊ぶ約束をしたの」
まご 「よかったね、しゅんちゃん」

おばあ 「夏から秋までいつも一緒に楽しく遊んでいたミミとしゅんだけど、冬がもうすぐくると
      いうときに 悲しそうな顔でしゅんが言ったの」

しゅん 「ミミ、僕は、南の方へ移動しなければいけないんだ。」
ミミ 「まぁ、どうして?」

しゅん 「僕たちの食べる草を探しに行くんだ」
ミミ 「私たちは、体が小さいから雪の下の草でまにあうわ、だからここで冬を過す事ができる。」

しゅん 「ここに残りたいってママに言ったけど、一緒に付いてらっしゃいそうしないと 
     死んでしまうわっていうんだ」
     「でも雪が溶けたらまたここに戻るからそれまでの辛抱よって」

ミミ  「そうだ、淋しくならない方法がある!」
    「あのね、私達の耳は、遠くまで聞こえるでしょう。」
しゅん 「ああ」

ミミ 「あなたは、朝目覚めたら大きな声でいななくの、
    それが聞こえたら私は村の大たいこをひとつ打つことにする。」

しゅん 「でも大きな音で君の耳がこわれてしまう。」
ミミ 「それは大丈夫、ちゃんと耳に栓をするから」

おばあ 「次の朝しゅんは旅に出る前に大きな声でいなないたの」
     「ヒヒ~ン」
     「それが聞こえたミミは、太鼓をひとつ打ったのね」
     「ド~ン」
まご 「ヒヒ~ンすれば、ド~ンするね」

終い

いい話だべ。
なに?意味が違うってか
いいべや思った通りにいかないのもこの世の常、足が短いんだから許してくれ。

じじぃが、じいさん(自画自賛)の一節でありましたとさ。

ちなみに、するをと書くのは間違いのよう。



昨日の陸の鯨
札幌ドーム
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おやじは、「アゴハリ一族」である、札幌市在中。
顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれやすい


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