2014年11月2日日曜日

山わさびから

今朝の札幌:小雨・無風 予想最低気温12℃ 予想最高気温17℃





この根っこは何?

和名:西洋わさび
英名:ホースラデッシュ
独名:メーアレデッヒ





アブラナ科、キャベツと同種 

根を洗うと
まるでごんぼ(牛蒡)
北海道では、「山わさび」で愛称される。




蝦夷山わさびとも呼ばれているが、実はこれ在来種ではないんだと。

原産地:ヨーロッパ
明治時代北海道に移植される。
太いのは大根くらいになるので「わさび大根」の名もある。

これ摺りおろして醤油かけてご飯にのっけて食うと「うまいよなぁ。」
つ~んと独特の辛みと、ほんのり甘味がある。
北海道には、野生化したものがよく見つかる。
掘ったとき少しでも残った根から又、生えてくるからなんだな。

このままでだったり、醤油漬け、粉わさびの原料として流通しているけど。
山わさびの特徴をもっと違う形で表現できないべかと考えたんだよな。
特徴は
・脂と相性がいい
・肉・魚の臭みを消す
・刺激的な匂いがあるが辛さは、後に続かない
・少しの甘味

調べた中で俺のアンテナにヒットしたのが、タスマニア産の
Pub Mustardパブマスタード
これを基調に試作してみた、「薄いなぁ」。
あれどうしたべか、6ケ月寝かせての話「うまい!」、でも奥行が足らん。
俺の自慢の三升漬けを入れてみた。

友達のグルメ雑誌編集長に意見を聞いた。
「製品化して!、「夏恒例の友人グループキャンプのBBQで絶賛でした。」

で、ドイツ仕込みのハム・ソーセージ屋マスターにも聞いた。
「ドイツでは、ホワイトソセージに使われるがこのスィーツタイプ」
「でも日本人が持つマスタードのイメージは、まず酸っぱい」
「だからネーミングをんん?なにこれ?がいいかも」
「マスタードをドイツ語では、senfゼンフと言います」

「ふむふむ」、俺は、単純にネーミングを「山わさびのマスタード」と思っていたので
これをドイツ語だと「メーアレデッヒ ゼンフ」
よしもう少し単純に「メーアレデッヒ」とするべぇ。




でこうなった。

60g入り税別450円
原料価格の見直しができれば販売価格も下げられそう。



「アゴハリ一族」特徴
外形:顎が張っている。
へそ曲がりで頑固、物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれやすい現在札幌市在中。


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