2018年10月15日月曜日

GGの霍乱

ディスクトップパソコンのモニターしたに小さなピンクのウサギがいた。
柔らかなプラスチックゴムで出来ている。
ただのオブジェだと思いきやキーボードの掃除用具なのだという。

さっそく隙間をなぞってみた。
思ったよりも多くの綿ごみが顔を出す。
俺の白髪も混じっている。
煌めく朝日とともに迎えた月曜。

気分良し。

















昨日の日曜日は少し長いのを走りたいと思う。
思うが体がだるい。
思う気持ちの裏側から止めようとささやく声も聞こえる。

だるいに加えてちょいと寒気もあり。
最近よく聞く秋バテだべか?
冬へ向かう時期は、寒さに備えてホルモンの切り替えが始まる。
旅の疲れと季節の変化に付いていけない?


違うな。
風邪ひきだな。
金曜日に滝野峠を上った。
登りでも汗が出ないほどの冷え込み様。
霊園を過ぎると緩い下り。
ここは、スピードがでる。
その爽快感が大好きなGG。
が、1mの風でマイナス1度Cの体感温度。
最高速度が40km/h超えも多々ある。
時速40kmは、毎秒11mの風に相当する。
長袖のアンダーと長袖のジャージでは体温が奪われる。
帰宅してのシャワー温度がまずかった。
夏の常で最低の37度Cのまま。
この時に風邪菌がほくそ笑んだようだ。

無理をして体温を上げて風邪菌を撃退する方法もある。
やつらは、高温に弱い。

が、止めにした。

晴れた日の日曜日をだらっと過ごす。
ソファに寝そべりアンカーを打って動かずにいた。
テーブルの上の軽い雑学ものをぱらぱらと見流す。

午後からは、DAZNでJ2の試合を見るとはなしに垂れ流す。
日が暮れようとする頃にぬるめの風呂で時間をかけて身体の芯まで温める。

パートから帰宅の女房も風呂を使い俺の手作りカレーで夕食。
昨日のは一昨日の手羽元のトマト煮がベース。
ルウを三種類使用。
沖アミと玉ねぎ、しょうが、にんにくをバターで深く炒めて入れる。
香辛料を数種適当に加えてとろけるチーズも投入。
酒のあて、袋の底に少し残ったソルトピーナツを砕いてこれも加える。

風呂で温めた身体がさらに熱を帯びた。
汗が出る。
風邪は、汗を出して完結。
体内で悪さをしようとする菌は、GGの発する熱で勢力が弱まる。

鬼の霍乱という。
意味は解っているつもり。
なれど由来知らず。
揮攪繚乱:きかくりょうらんの略なんだと。
意味は、もがき手を振り回す。
江戸時代の夏に起こす激しい下痢や吐き気をそう呼んでいた。
一種の食当たり?
日ごろ健康な人もそうなることから
鬼のように丈夫なあいつが揮攪繚乱だってよ。
から鬼の霍乱となったそうな。

さて少し走ってこようか。


世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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