間違いなく赤いフキが生えている。
なぜか？
昨日は問題なく晴れ。
雨など降りようがないと予報していた。
確かに雨は降らなかった。
が強い風が吹く。
8時に出かけた、南からそよっと風が吹いている。
これならどこへ行こうと風の影響は、なし。
昨日はゆっくり走ろう北海道の日。
精々１５０ｋｍだろうな。
どこ走るべ？
そういえば望来の窯焼きピッザをまだ食していない。
去年探したけれど食べられず終い。
ならばそこに昼時間を合わせよう。
確か月形からオロロンに抜ける峠があるはず。
俺はまだ未通過。
ということで水源池通りを降り始めた。
サイクルプラザを通り過ぎる。
前方に見慣れたオレンジジャージ数人が見える。
確かＡさん達が、朝レン後に中山峠に7時30分頃出発しているはず。
時間は、既に過ぎているし方向は逆。
もう少し近づく。
3人の中にＡさん発見。
ウィ～ス！！
あっ、田邊さん。
もう一人と合流するために12号線まで降りるのだという。
中山峠を誘われた。
はっきり断る。
このはっきりしたきっぱりした口調でなければ心が動きそうになっていた。
トンネル怖いから駄目。
１２号線でお互いにいってらっしゃ、気を付けて。
当別ダムの
橋から北の山
僅かな老い風。
字が違う、追い風。
ゆっくり気軽に行きましょう。
当別の直角カーブを過ぎ樺戸のコンビニ前に青看板。
見ると左折で浜益と書いてある。
１１号線は月形からではなく当別からなのか。
左折する。
間もなく山裾を走る道を右折。
フクロウ街道となっている、道道２８号線
１１号線ではない。
まあいいか、どのみち間違ったところでさほどの問題なし。
そこがソロチャリの気ままさ。
初めての道は脳への刺激が強い。
ゆえに長く感じるのだそうな。
緩い上りが続く。
ゆっくりペースには、なんもキツさもなし。
すれ違うロードバイクの数が多い。
人気のコースなんだべか？
そのうち同じヘルメットの色の塊やら千切れた人やら結構な数に上る。
そうか大会か。
手を振ったり頭を下げたり各々挨拶をくれる。
この瞬間も又気持ちがいい。
共通する意識がそうさせるのか。
当別ダムのそそり立つ壁が右に見えてきた。
ここでも続々大会のチャリが下ってゆく。
ダムの真ん中を横断する橋あり。
秋なら絶景に変化するのか。
２８号線は、当別ダムを過ぎて１１号線と合流した
長くなるので端折る。
今年になって、なるほどと一人合点している。
国道のフキが赤い。
去年調べた。
赤いフキは、雄？
実は種の保存のために赤くなるのだという。
国道淵の雑草が刈られる。
フキは、食べられたと理解する。
次に生えてくるときは、苦い味を濃くさせる。
その色素が赤。
年に２回は切られてしまう国道のフキほど赤みが強い。
峠を越える。
なだらかになった厚田の山間。
そこに発足小学校が見えた。
荒廃している。
何て読むんだ？
発足小学校は、はったりと読むんだと。
２３１号線に突き当たる。
なにこれ！！
浜益方面にズラリ車列。
そこを右折するために１１号線も１０台ほどストップしている。
調べてみると数週間前にオープンの道の駅への客のよう。
どれだけ長い渋滞かとこれも調べると９００ｍとある。
それなら待つか。
俺なら行かない。
混雑が大嫌い。
でも単にそこを通り抜けようとする車にとっては大迷惑な渋滞。
交通整理が必要。
道の駅への車は、最大路肩側に寄ってください。
通り抜けの車は、徐行で抜けてくださいお願いします。
って具合。
うねうねと左右しうねうねと上下する海岸線を望来へ向かう。
窯焼きピッザのあるという２３１の旧道に向きを変える。
案内がないんだよね。
行こうとは思っていたがしっかりとは調べていない。
もういいや、いい加減腹が減った。
もうだめ、腹が持たない。
リセンヌという喫茶店の案内に促されその集落の頂上に行き着く。
軽食くらいは、あるんだべ。
そろり足を踏み入れる。
あるある、一番早そうな望来豚のカレー。
時計は、１２時４５分。
外の草がにわかに揺れ始めた。
カレーをやっつけセットになっていたゼリーとコーヒーで落ち着いてさて再走。
強い向かい風、１０ｍの強風。
馬鹿野郎！！
風なんて嫌いだ～～！！
午後から風が強くなると予報しろ～！！
窯焼きピッザの店は、インターネット検索googleMapビューイングで
しっかり視認出来た。
何しろ昨日で三回目の場所。
然程家数があるでなし。
瞼にどんな家があったかなどすらりと浮かべられる。
今度こそ行くからな。
このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。趣味：ロードバイク／ クロス カントリースキー／ そして、コンサドーレ札幌のサポーター