2018年6月23日土曜日

知恵熱と自転車転倒

脳が沸騰した経験を持つ俺たち夫婦。

溶けてしまうのではないだろうかと思えるほどに脳みそが熱かった。
昨日書いた1996年ころのPC立ち上げ時のこと。

女房は、それより後。
道に迷って車で俺の迎えが遅刻してパニックを起こした
顔が赤い。
呼吸が荒く走り終えた競争馬のように鼻から勢いよく呼気が吹き荒れる。
今にも脳が液状化して鼻から流れ出そうな雰囲気だった。

これも知恵熱の一種なのだろうと思っていた。
知恵熱は、生後1年を過ぎて現れるのだという。
それは、胎内から引き継いだ免疫がなくなる時期なのだという。
その結果身近なウィルスや病原菌に侵されて発熱する。
後天的な免疫に入れ替わる。
会話ができるようになる頃でもある。
その時期の共通から知恵熱と言われる。
幼稚園へ通うようになった時期もまた集団の中で違うウィルスや病原菌にさらされる。
これも知恵熱になる。

なので脳みそを使いすぎてテンパってしまうことは、知恵熱とは言わないのだそうな。







今日は、
少々の暑さが伴う
好天予報。






自転車競技でよくある転倒。
転倒によくある擦過傷。


集団のコーナリングがリスクが高い。
俺はレースをしない。
で、その危険度を知らない。
が、乾燥前の泥水溜まりでタイヤが滑り転倒したことがある。
そこが滑りやすいことは十分に認識している。
ハンドルを切ったり傾けたりしてはいけないことも理解している。

しかし対向自転車が出現してコースを開ける必要ができた。
わずかなハンドル操作で滑った。
豊平川のサイクリングロード福移方面でのこと。

人間は、危険に際したときに脳みそがいろいろな判断をする。
一瞬が結構な時間の長さに感じた。
さてどう転ぼうか?
などと思う。

まず出た脳の指令は、ハンドルから手を離すな。
そして足も離すな。

肘、膝を開くな、伸ばすな。
反対に脇を絞め股も開くな。

咄嗟にTVで見るロードバイクレースの転倒シーンがフラッシュバックした。
そのイメージで転ぼうとしていた。

地面に打ち付けられる最後までハンドルを離さない。
体の側面で衝撃を受ける。
全体に身を縮めて受け身する、そんなイメージ。

顎を引いて頭の打撃を最小限に抑える。

結果横腰の突起部分を擦過した。
肩も打っていたが腰ほどの衝撃は、受けていない。
肘も擦過。
腰ほどの程度ではなし。







腰の擦過傷










肘の擦過傷
脇を絞めていたつもりだが
ひじで受けていた。




ヘルメットの側面を打ち付けて転倒終了。
そのあと自走出来るだろうかと心配したが20Kmを問題なく帰ってこられた。

不出来な俺の脳みそ。
しかし、とっさの危険に対しては、十分に機能してくれている。

それ以来、ことあるごとにいろいろにシュミレーションを繰り返している。
そしてそれまでもしていたでんぐり返しをさらに後転も含めて意識して行っている。

正面から頭を入れる。
右肩から、そして左肩から。
後ろも左右の方から回転をし終える。

でんぐり返りを始めたのは50歳くらいだったと思う。
女優の森光子さんがそのトレーニングをしていると聞いた。
そんなもんわざわざ練習なんぞしなくてもなんの支障があるはずもなし。
簡単だべや。

でやってみると目が回った。
三半規管が鈍っていたわけだ。
なるほどなぁ。
やらないと忘れてゆくんだな。

自分の体がどんな姿勢でいるのか?
特に咄嗟の時に必要となる空間認識能力も脳トレーニング次第。


このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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