2018年6月19日火曜日

サイコロステーキの休憩場所

17日の日曜日の夜に中学時代の同期会が開催された。
91名の同期生中26名の参加。
最近の参加人数としては、5割増しとなる。
そこには幹事の創意と努力が加味されていた。
お疲れ様です。

面白い体の人がいる。
面白いなどと揶揄するのも申し訳ない。
奇妙でも言えばいいのか。
食道に食物が詰まるのだという。

病気ではない。
精密検査をした。
驚くほどの健康体です。
と折り紙までつけてくれたそう。

それなのにサイコロステーキが胃に落ちてゆかない。
何かそこに閉塞感を感じる。

食事がそこに留まっているんだべ。
なら水を飲んで流したらいいんでないかい。
水を飲む。
喉から結構な距離の場所にサイコロが詰まっていた。
水は、スィ~と喉を過ぎてゆく。

で栓:サイコロでふさがれた食道に水が溜まる。
コップ一杯だとさすがに重い。
食道が水を異物と判断して送るではなく戻すに働く。
逆流して戻ってくる。
無情にもステーキは、そのまま。
CTスキャンすると何かが確かにつまっている

胃カメラでその何かを確認しついでに突いて押し出しましょう。

その時初めて食道はびっくりしたのだろうか?
すでに胃に落ちていたそうな。
サイコロステーキが胃の中で発見された。

癌の疑いあり。
で精密検査と相成りましての結果が先の折り紙付きの診断結果。

そこまで結構な時間を要していたが、食道には消化の働きはなし。
なので詰まるといつまでも居座られることになった。

改めて食道の働きを見ると粘液がにじみ出るそうな。
重力と送り搬送する筋肉の働きで胃まで食事が流れてゆく。

その友人は、食が異常に細い。
朝は、トースト一枚にコーヒーなそう。
昼は食べない。
食べてもおにぎりの半分もあれば済んでしまう。

要は、消化器官が通常の1/3くらいしか、いや1/4だべか?
それしか働かされていない。
なので内臓が若いらしい。






曇って明けた今朝
今日も肌寒いのか。








少々考えさせられる。
食べる。
それを消化させるために内臓が働かされる。
そして疲弊してゆく。

ならば、かの獣のようにじっと動かずに
エネルギーを使わず食事もほんの少量ですませばよいのではないか。

若いころは、小さいながらも相撲の学校対抗選に選抜されるほどの運動神経を持つ。
高校では、将来を嘱望されたスキージャンプの選手でもあった。
足のケガで競技生活と離れたものの就職した先では、
職場対抗の花形投手になっていた。

やつは、酒もやらない。
受け付けない体質。
解毒の必要のない肝臓。 消化器官は使わない。
強い心臓。

こりぁ長生きするな。
頭髪は白い。
眉毛も白い。
その眉毛は好好爺然として長く伸びいる。

仙人の容貌といえば簡単に想像できる。

改めて食道の仕組みを見ると、喉元から胃の入り口まで
約25cmの長さがある。

その中の三か所に狭くなった部位あり。
喉と心臓の少し上。
そして胃の手前。

食道は3cm直径くらいで細い。
さらに狭く塞がっているのがその三か所となったいる。

その狭い部分が食事との摩擦が多く癌にもなりやすい。
彼のサイコロステーキは、胃の手前で一休みしていたことになる。
牛の体温は、38~39度と人間より2度ほど高い。
人間の内臓温度も体温より2度程高い。
サイコロステーキには居心地の良い環境だったということ?


このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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