2018年6月13日水曜日

やったもん勝ち

60歳で背が伸びる?
整形を為した顔がTVの画面に現れると途端気持ちが悪くなる。
顔は手術で作るものではない。
自分が作るものと理解している。

ゆえに俺の美人の規格は、違う。
陰のない人。
すっきり明るく他人に素直な笑顔の向けられる人。

夕刊配達の俺に、
女性は屈託なくそう振る舞える人が多い。
が、にっこり笑ってご苦労様ですと声を掛けてくれる男の客は少ない。

俺自身がどこまでできているかと問われればまだまだ。

何回か書いているが俺の目標は、街の中で廃品回収のリヤカーを引いていたおばちゃん。
大きな交差点を横断していた。
停まっている車に右手を上げてありがとう、と礼を言った。
それも飛びっきりの笑顔で。






雨の朝








俺は、間もなく68歳。
こんな年で背が伸びないだろうか。

16歳くらいで伸長がストップした俺。
俺の最高身長は、168.5cm。
伸び盛りは、中学1年生の時。
その頃は、背が高い方だった。

運動会があった。
あるとき最後の組が3人しかいない。
身長順に組を作っていたので最後が少ない。

俺は足が遅い。
それまでの運動会は、いつもビリ。
その時は3位になったもんな。

違う環境で育った1歳下の妹がいる。
身長が160cmある。
食生活の違いで伸長は違ってくるようだ。

もう少し高蛋白質の食事を与えられていれば
170cm越えができただろうなぁ。

せめて自分から縮む道は選びたくない。
後ろからなら30代と言われることに素直に嬉しい。
それは、自分が作ってきたものだから。

汗は気持ちがいい。
その気持ちのいい汗が若いと評される身体を作る。

生きていることの証は、汗。
汗で生を感じる。
自然であり人の根源でもある。
縮んだり太ったりしてゆくことを望む人はいない。
が、結果がそうなっていては望んでいる事になる。

今、伸長を計測してみた。
168.5cmある。
伸びてはいないが縮んでいない。

こんなに楽しく能動的に老いを楽しむことが出来るのに、
勿体ない、勿体ない。
そういえば北海道一周の時に覚えた言葉がある。
やったもん勝ち。


このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

広告