フェロモンというやつを蒔き散らかす。
あれは、種の保存という生物の本能がそうさせる。
自身のDNAを次代に繋ぎたい欲求が出歩きの行動を起こさせる。
自分の中に湧き上がる雄、または雌の本能。
それは、男女に共通の行動でより怪しげな暗闇に関心が移る。
本来は、夜行性。
が、コンサドーレのマスコットに
任命され昼行性に変身する。
フェロモンは、汗に混じって体表へ滲みだす。
アポクリン腺と呼ばれる汗線から出てくる。
体臭もフェロモンが関係する。
中学ころから急激に大人への成長を始める。
そのころ学校で映画を見せてくれる授業があった。
路道の石:主演池田秀一であったように記憶している。
床に直座りで肩を寄せ合い観覧した。
勿論照明は、消し遮光カーテンで室内は真っ暗。
左に座る女子が俺の左手の上に手の平を重ねてきた。
悪い気はしない。
ずっとそのままの姿勢でいた。
その事と同時にその娘の体臭が今も鮮明な記憶として残っている。
少し甘くて爽やかな松の匂い。
なぜこんな話をし出したか?
TVで夜行性という言葉を聞いた。
ふと昼行性は、あるのだろうか。
チョイとした疑問が沸いた。
夜行性と言うところで手を乗せた
松の体臭をもつ娘の事を想いだしたというわけ。
昼行性でインターネット検索するとある。
生物全般の明るい間帯に行動をする種をそう呼んでいた。
動物で目の大きなものは、夜行性が多い。
俺の目が細いのは、間違いなく昼行性であることの証。
今は、陽光をいただき汗をかく。
異性のフエロモンを求め彷徨っていた中高生次代から比べると
なんとも健康な精神生活をしているジジィなのだ。
このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター