2017年9月21日木曜日

走るならSL

昨日は、師匠他5名が稚内へ出発。
そのお見送りをしてきた。
早朝5時過ぎにスタート。
今にも明けようとする空は茜色に染まりつつある。
昨夜の雨がまだ乾ききらずに路面を濡らしていた。

俺は100Kmを折り返す予定。
5人のトレインの最後尾に金魚の糞をする。
さて、今回はどこまで付いていけるのか?

水源池通りを下り、北郷。
北郷から川下。
川下の白石発電所を275号線に。
ここまでは、抑え気味の走り。
2015年の最初は、ここまででアウト。
去年は、275に入るまでは追いて行けた。

今年、夏には、275号線に入って少しで千切れる。




19日の夜
強烈な閃光と共に
地鳴る轟。


そのあと連続して
雷が繰り返される。

稲妻を撮ろうとするが
かすかに一筋納められただけ。


昨日は、前からの飛沫が時々襲ってくる。
顔と言わず、体と言わず。
避け様がない。
車間を取ると千切れてしまう。
275号線に入ると信号は、少なくなる。
若干の登り~下りはあるものの平坦基調。
トレインのエンジンも暖機運転終了。
トップギアの走りが始まる。

俺、追いている。

ここいらは、家やビルが少ない。
登り始めた太陽の熱で地表の水分が急激に暖められる。
水蒸気が立ち込めてきた。

俺を含めて6人の隊列は、275号線を疾走している。
35Km前後のスピード。

少し遅れ気味になっても信号ストップで追いついている。

ニマリ。

追いている。

最初のウインドウが開こうとしている。
若干の息苦しさを感じる。
が、追いている。

運動をスタートさせ、息苦しくなる最初をファーストウインドウと呼ぶ。

それは白石発電所~江別の新石狩大橋までの約8Km区間。
2年かけてたどり着いた長い道。
新石狩大橋で信号ストップ。
ここは若干の登りスタート。

ここで遅れる。
橋の上で千切れる。

先の信号がある。

赤に希望を託す。

が、無常なり。

少しずつ距離が離れてゆく。
哀れ金魚の糞は、とめどない繋がりを始めた。

が、
が、俺には奥の手があった。
ショートカット作戦。

今回の千切れは、トレインが視界に入る範囲。

当別の直角カーブあり。

自転車乗りの交通規則。
交差点の右折は、
直進だけ。
一度真っ直ぐ向こうへ渡り右の信号が青になるのを待つ。

俺は、前回夏に経験している。
トレインは、ここで足止めを喰らうことを。

少し早めに右の歩道に移動。
この信号で待つトレインを左に見乍ら、先に進行方向に身を置く。
西岡焼きを口に入れ、水を飲む。

動き始めたトレインの後ろに付く。
もう一段ギアが上がっている。
ついてゆけない。

でも満足なのだ。
焦らなくても50Km地点の月形のコンビニが休憩ポイント。

俺の脚は、心拍120凸凹のエコモードに切り替えた。
マイペースで走行。

コンビニ到着。

皆が駄法螺をこいている。
俺のサイクルコンピューターの平均時速は、28Km/h。
ケイデンス80。

前回夏は、本隊がこの数値。

昨日の師匠の表示は、30Km/h。
この差が俺の不足する力。

単独とトレインの差ではない。

この距離なら単独でこの数値を出せていなければ追いてゆけない。

この2Km/hをどう埋めるのかが今後の課題。

50Kmの月形を過ぎたあたりから南風が背中に強めで吹き始めた。
爽快に単独巡行している。

次の休憩地、雨竜で折り返すつもり。
約100Kmのはず。
新十津川を過ぎる。

距離は、80Kmを過ぎている。
はっと気が付く。
この風は、たぶん4~5m拭いている。
帰りには足止めの風。
止めよう。

雨竜のコンビニを諦めUターン。
距離85Km台。
時間8時40分。
ケイデンス80.
AVE28Km/h

帰路は、案の定に過ぎた。
特に札比内までが上がらないスピード。

結局
総走行距離 171.89Km
ライドタイム 6時間46分36秒
AVE 25.36Km
平均心拍数 116bpm
MAX心拍数 156bpm

帰宅時間は、12時40分。
夕刊までに充分な余裕を残している。

新石狩大橋までの走り、満足だったなぁ。
あと2Km/hの課題をどう埋めるかは、これからを試行することになる。

ところでピンディングのSPD-SLは、長く為るので次回。

しかし、走るならSLと理解した。



このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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