2016年1月20日水曜日

2万キロの防壁?

世の中には、不思議な物、人、現象が溢れている。
とはいえ普通の暮らしをしていて、それほどの不思議には、出会わない。

溢れていても、出会わないからこそ、
やっぱり希少な価値がある。

世界七不思議の語源は、
紀元前二世紀にギリシャの数学者で旅行家フェロンが書いた
Επτά θαύματα του αρχαίου κόσμου:世界の七つの景観

が、英語では
Seven Wonders of the World:素晴らしい七つの世界
が、不思議な世界と訳されたことからという。


水滴の舞が取れた
がうでが悪いので
あっ、そう、
という程度の画像。





そして今、

新・世界七不思議財団があるという。
冒険家のベルナルド・ウェーバーが提案。
ユネスコ前事務局長を中心に設立された。

世界中から投票を得て
2007年
新・世界七不思議
2011年
新・世界七不思議自然版が設定された。

ただ、インターネット・電話投票の透明性や
財団自体の信憑性に疑問が投げかけられてもいるという。
ユネスコとの関係は、ない。

ともあれ新・世界七不思議は?

とここまで書いて、
んん?
そう言えば従来の世界七不思議から知らない。

まず、そこからだべ。

と思ったら
古代七不思議
中世七不思議
新・七不思議と続くようだ。

それでは、改めて

古代七不思議
紀元前2世紀
ビザンチウムのフィロンの書いた「世界の七つの景観)」の中で選ばれた、
古代の地中海地方に存在していた六つとプラス1の巨大建造物を指す。

ギザの大ピラミッド エジプト
パビロンの空中庭園 イラク
アルテミス神殿 トルコ
オリンピアのゼウス像 ギリシャ
ハルカルナッソクのマウソロス霊廟 トルコ
ロドス島の巨像 ギリシャ
アレクサンドリアの大灯台 エジプト

ギザの大ピラミッドのみ現存


中世七不思議
選者不明14世以降に選ばれたと考えられている。

コロッセウム  イタリア
カタコンベ エジプト
万里の長城 中国
ストーンヘンジ イギリス
ピサの斜塔 イタリア
大報恩寺瑠璃塔 中国
聖ソフィア大聖堂  トルコ イスタンブル

南京の陶塔以外は現存する。

新・世界七不思議

万里の長城 中国
廟堂タージ・マハル インド
古代競技場コロッセオ イタリア
古代都市遺跡群ペトラ ヨルダン
コルコバードのキリスト像 ブラジル
インカ帝国遺跡マチュ・ピチュ ペルー
マヤ遺跡チチェン・イッツァ メキシコ


一番不思議というか驚きは、万里の長城

総延長 21,196.18km:中国政府調査発表
現存は、6,259km

日本列島は約3,000kmの長さと言われる。
つまり日本列島が七つ分の長さとなる。

長城の始まりは、秦の始皇帝
紀元前214年
初めて中国全土の統一を果たした。
あとに残る驚異は、北の騎馬民族匈奴きょうどであった。
そこで境界に騎馬隊の侵入を防ぐ防壁建造を命じる。

最初の長城は、約5,000km超え。
その後の政権が、破壊、修復そして延長を繰り返す。
海に張り出した長城

この地図を見るとその壮大な規模にただただ驚きを覚える。
長城地図

現代では、防壁は原爆に姿を変えている。
世に争いの絶えることなし。
は、終をしらないのだろうか?


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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