2015年7月21日火曜日

自転車北海道1周3日目

今朝の遠別町 晴れ

留萌黄金岬キャンプ場をあとにする。
8時
一昨日知り合った、横須賀君とは分かれる。
まだ18歳の彼は、受け答えがきちんとできる青年。
人の目を観て対話できる。
将来が楽しみ。

曇りだが風がない。
昨日は、稚内まで行きたいと思っていた。
走り出して青看、稚内まで185km。
完全無理。

行けるとこまで行くかぁ。
で、たどり着いたのが遠別。
留萌から約90Km。


苫前の手前で見つけた
イグアナの岩
大風車を睨みつけて
いるかのよう。
だったがうまく撮れていないか。



さて、寝座ねくらをどこにしようか?
その前にあす朝アップ分の下書き。

初日の頑張りが過ぎたのか
もう少し距離を稼ぎたかったが、背中がパンパンに張っている。
さらにケツが痛い。

腰に巻いたHIP LOK:自転車盗難防止チェーンロックとウエストポーチが
さらにケツへのダメージを強くしている。

HIPLOKを外す。
バイクに巻きつける。

少し楽、しかしもう遅い。
昨日の後半は、10km走っては、下車してケツを休める。
今日からは、始めから外すことにする。

そして目指すは稚内。

今日の走りがもっと辛いものになるか
少しは、楽になるのか。

連続の長距離は、初めての経験。
俺の体がどう反応するのか。
そこをどうだましながら走るのか。

そういえば、昨日留萌を立つ前にコンビニに寄った。
ハンガーノック対策のキャンディを購入する。
駐車場で、
皮ジャンの首にタオルを巻入れた人が
俺に人懐っこい笑顔をくれた。

木戸賢吉と名乗る。
日本の山を縦走して全国制覇
それを本にして全国の図書館に寄贈してあるという。
本の名は、
青春(あこがれ)は遥かなる稜線(やま)に

名前で検索すると確かにヒットする。

66歳俺より少しだけ上。
長くはない会話で数回このフレーズ。

やったもん勝ち

なんでもやってみて、楽しんで、
ということらしい。

妙に波長の合う人だった。

昨日思う、
なんでこの旅を始めたのだろう。

見たことのない土地へ行ってみたい。
新しい出会いができるかもしれない。
何か楽しいことがあるかもしれない。

辛いことや不自由なことだってあるさ。
そんなことを含めて楽しんでしまう。
やったもん勝ち とは、そう言う事か。


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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