改めて問われると。
・・・・・。
なんだべ?
朝の洗顔で鏡を見てふと考える。
同じように松やに、煙草のやにがある。
が、耳やにや鼻やにとは言わない。
やには、脂と書く。
脂あぶらなのだ。
脂の漢字成り立ちを見る
肉を匙で口に運ぶ。
脂身の混じった肉が美味い。
そこから出来た漢字だというからちと面白い。
語源の説は、肉を炙ると滴り落ちる所からあぶら。
が有力のようだ。
脂身を美味いと感じるのは、古今の違いがないということ。
そういえばアラスカに滞在した人が
寒さや環境のせいで元気をなくしてしまう。
エスキモーが鯨の脂身を鍋で溶かして大量に飲ませる。
途端に元気を取り戻す。
脂が美味いと感じるのは、身体が必要としているからに他ならない。
辺見庸著 もの食う人々 だっただろうか?
今朝の札幌
では、松脂は油?
その通りでテルピン油やロジンなどの油脂。
それなら煙草の脂は、油?
タールなんだと。
タールとは、乾留液。
有機物を熱分解して得られる。
脂とは、常温で個体。
熱を加えると液常変化する油の事。
耳から出てくるのは、皮膚。
鼻糞は、粘性ではあるが耳鼻いずれも固形から液化はしない。
目脂は、医学用語で眼脂:がんし。
更に
耳垢:じこう
歯垢:しこう
となる。
鼻くそには、それ以外の言葉がないそうな。
ほんものの糞は、便やらうんちやらと複数の呼び方がある。
鼻くそは、糞だけ。
鼻くその立場は、随分低そうだ。
ということは、鼻くそのような奴と言われると史上最低の奴と言うことになるのか。
だってうんこより下なんだぞ。
さて、その眼脂の中身は?
通常の場合は、ムチンを主とする粘液。
血液細胞や瞼の老廃物、ほこりがその正体なんだと。
油ではない。
松脂のようなあの粘性から脂となったんだべな。
そう言えば乾燥して固形もする。
ムチンは、糖を含む粘液蛋白質。
細胞の保護や潤滑の役割を担う。
ムチンが無ければ目が乾いて大変なことになる。
無賃乗車に煙管という手口がある。
煙管には随分と脂が溜まる。
あのグロテスクな様を見るだけで煙草の害が知れる。
嫌ゃ~にぃ
このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター