まだ蟠っている。
そうかわだかまるという漢字は、こう書くのか。
となると蟠の漢字成り立ちも見ておくか。
先ず虫偏。
毛虫やマムシの象形から出来ている。
虫単独にしたのは、単に略しただけ。
旁が番
その成り立ちは、田に米の種蒔きの様。
でその二つで蟠る。
他にワラジムシの読み方あり。
虫やへびがわらわらと群れている様子となる。
で草鞋虫を蟠:わらじむし とも書いた。
のたうつ 心がいつまでものたうっている。
すっきりしない様子とヘビのとぐろやワラジムシの群れが似ている。
ということのようだ。
そう二日経ってもすっきりしていない。
日の出位置が
随分左:東に
移動してきた。
札幌の初戦は、0-1で負け。
しかし、マスコミを始めサポーターも概ね肯定的な見方をしている。
本当にそう?
失った1点は、まるで去年の浦和との都倉VS槙野のゴール前の再現に思えた。
ボールに食いつき過ぎてエリア内がガラガラ。
味方4人VS相手4人。
隙間だらけで同数の攻守となれば後はクロスの上がり待ち。
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喰いつきに行ったCB二人と右SB三人係りで柏のクロスに蓋を出来なかった。
エリア内から釣りだす、釣りだされる構図が去年の焼き直し。
しかも反対にこちらが受けている。
ペドロのサッカーだからなのだ。
試合開始間際こそゴールの匂いがした。
それは、バイタルの中央に楔が打て、チャンスメイク出来ていたせい。
あの時間帯に少し長めのパスで相手の出方を見ていたとある。
そこは良い。
が楔のターゲットは、JAYでなければ。
なぜ三好なの?
確かに三好は、入ってきたボールをさばくことは出来た。
がそこで崩せる広島ではない。
楔からのボールの行き先は、JAYと決まっているのだから。
幾らJAYでもマークされたままゴールは、なかなかに難しい。
JAYの良さは、消えること。
相手マークを外してからの仕事が上手い。
ゆえに楔は、JAYでなければならない。
JAYから三好や、チャナに落とし自らは、消える。
三好、チャナは、小さいが持てる選手。
時間を作っている間にJAYがエリアに入ってくる。
三好、チャナは、もう一度他に散らしてから預けられた選手がJAYにラストパス。
手数も脳味噌も使った崩し。
これこそが札幌スタイルでないのかい。
攻撃しているように見えるが広島には、余裕がある。
あれでは広島を脅かせない。
そして広島は、早々に中央に入れられる楔に蓋をしてきた。
札幌にチャンスは無くなった。
反対に札幌は左右深くをえぐられる。
エリアにドリブル侵入される。
クロスで振られる。
広島得点前までにCK・FKを何度も繰り返された。
そして前半28分先取点を入れられた。
後半に期待したが回させられているだけでチャンスを作らせてもらえない。
流石に守らせると広島は、固い。
広島は、どこに蓋をすればいいのかを熟知している。
そう今の広島の土台は、ペドロが作ったのだから。
土台ペドロで守りを絞めた。
それが広島。
次のC大阪アウェイは、打ち合い必定。
ペドロのサッカーに固執するとここもノーチャンスとなる。
もてる奴が幸せを掴めるわけではない。
サッカーとて同じこと。
ボールの保持率で勝敗は、決まらない。
このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター