2018年2月10日土曜日

おくびとあくび

先日、噯:おくびを書いた。
その旁の愛 漢字成りたちは、
頭と心を懸命に巡らせ
好きな人やいとおしい人にその気持ちが及ぶこと。
ゆるり歩きながら振り向こうとする心情でもある。

それに口の篇が付く
噯は、本当は秘めた感情だったんでないの?
告白したいけれど出来ない。
我慢している様子。
ゲップに似た様。
秘めた愛とは、ゲップのこと。
ん?少し違うな。

ゲップと言うと品が下がる。
おくびに似ていると言えば同じ意味でも聞こえが違ってくる。

では噯と欠伸は、どちらもクビが付く言葉、親戚?

あくび語源由来
あくびは、あくぶの変化。
と言ってもあくぶとは?
欠ぶと書く。
開くの意味。
口を欠ぶ。
欠 漢字の成り立ちが楽しい
文字通り口を開けた人。
だが、なぜかけるとなる?




湿った空気感の
今朝の札幌
そのはずで
最高気温プラス4度C。
午後から一時雨の
予報となっている。




欠けるは、元々は缺:かける、けつ、あくび。
日本で常用漢字として欠に置き換えたんだと。

伸 漢字成りたち
人と稲光。
人が稲光のように一瞬で伸びることが出来ようはずはなし。
背丈が伸びる、ではなく。
背伸びをするの意味なんだな。

クビは、助動詞ようだ。


雷と言えば春との関係が深い。
啓蟄もそう。
2月4日の立春が過ぎた。
その次は、雨水。
雨水は、2月19日雪が雨になるころ。
雨が降りだすと雪融けが進む。
雷:春雷もなる。
そして啓蟄。
啓蟄は、暖かくなり雷が鳴ると土中からもそもそと動き出す様を言う。

ついでに親戚も調べてみる。
親 漢字成りたち
偏は、切った生木。
そして大きなめをした人:見るで身近に接する人。
合わせて強く刺激を受けるひと:親となる。

親は、子:小に対して老いる。
又は、大きい。
そこでおやという言葉が出来た、と語源由来の説。
古くは、父母、祖父母、曾祖父母もおやと表した。
 
戚 漢字成りたち
歩は、豆に鉞まさかりで出来ている。
豆は、弔に通じる。
鉞は、促まるの意味を持ち身近な人ともなる。
うれえる、痛む、悲しむ、親しむなどの意味になる。


親戚と言えば分断されている朝鮮半島の人々。
北の人たちの抑圧された生活は、想像でしか窺い知れない。
が、今回のように大勢の人たちが訪韓したときに
自国との違いに大いに驚くことはいなのだろうか。
そしてそれが不満の火種にならないのだろうか。
不思議に思う。



このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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