2018年2月7日水曜日

活かせば生きる自然。

なぜアメリカやオーストラリアの牛肉が安いのか?

俺自身は、牛肉を口にすることはあまりない。
高いもそうだが脂の融点が高く俺には、重い。

アメリカ牛肉が安い理由は、大型化。
鶏肉同様に狭い牛舎でトーモロコシ主体飼料を与え太らせる。
飼育ホルモンや抗生物質投与で早く育て病気の予防をしている。
解体も大規模。

日本の牛肉飼育は、小規模で品質を重視。
牛舎で育てるのはアメリカ同様。
事の大小差はあるが飼料も草ではなく配合した物。
薬も投与される。
小規模で手がかかる、割り高。

オーストラリア牛肉
以前は、放牧が主であったが草原の砂漠化が広がるに従い
大型灌漑施設が設置され水散布が不可欠となってきた。
牛舎飼育が多くなってきているという。
飼育ホルモンや抗生物質の使用は、
アメリカとオーストラリアでは違いがあるようだ。

オーストラリアでは、酪農製品は輸出の目玉商品。
そこで輸出先の消費者意識が反映されてくる。
日本での販売は、飼育ホルモンや抗生物質が敬遠されるためほぼ使用されていない。
又は、オーストラリアの定める少量使用の基準値以内となっているそうな。

特異な飼育方法は、酪農王国ニュージーランド。
肉牛よりも乳牛が主体。
牛舎なし大型放牧
小規模な搾乳施設
自然交配、自然分娩

インターネット検索をして得たざっくりした情報。
調べてみたきっかけは、いいね!農style というフリーペーパー。
生協に配布していたvol.8号を読んだ。
天塩町株式会社宇野牧場代表宇野剛司さん34歳が紹介されている。
彼は、三代目の牧場主。







放射冷却現象で
底冷えの今朝の札幌






こんな記事の内容。
牛舎で育てる飼育を放牧型に転化。
無論飼料は、牧場に生える青草。
季節分娩による出産時期の同時化と自然分娩化。
自動搾乳設備
牛乳加工への特化

酪農が酷な仕事ではなくなっている。
朝早くから給餌する必要がない。
牛舎の掃除がいらない。
出産の介助がいらない。
産後の牛は、2ケ月程度子牛へ自然授乳。
飼育ホルモンや抗生物質を使わずに健康な牛が育つ。
搾乳は、ロボットが行う。

俺が前からいう日本国土の特異性を生かしていた。
それが出来ると安くて安全で美味しい酪農ができる。
日本は、水資源が豊富で農業に大きなアドバンテージを持っている。
安全や、安心を農産品に求めると高い。
どう安くそれを為してゆくのか。
手数を掛けない農業もこれからの日本の農業の課題なんだべな。

そして自然放牧酪農でちょいとインターネット検索すると
結構なボリュームでヒットする。
宇野牧場Facebookリンク。



このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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