2017年11月6日月曜日

宮の沢キング中原彰吾が赤丸急上昇中。

中原彰吾23歳が、着実に成長を遂げていた。
札幌生まれのコンサドーレユース出身。

今季G大阪にレンタル移籍した。
U-18の決勝をG大阪と戦い
ハットトリックで札幌を優勝に導いたことから
G大阪が彰吾に興味を持っていた。
そして今季レンタル依頼が舞い込んだ。






いきなりトップチームに出るのは、無理なことと覚悟をしていた。
出してもらえていたのは、J3リーグ戦。

G大阪U-23としての出場。

前目の位置でプレイする彰吾に与えられたのはCB。
幾らなんでもCBは無いべ。

が、そこはチームの事情。
人がいない。
やれ、と言われりぁやらねばならぬ。


シーズン当初は、何試合かDAZNしていた。
が、J3の試合でしかも守備陣営だと面白みに欠ける。
俺の見立てでは、活き活きとプレイしている様子には見えなかった。
暫く彰吾の試合をチェックしていない。

だが彼は、後ろのプレイで前を知る絶好の機会と捉え体と頭を鍛えていた。

プレイスピードが遅い欠点の彰吾。
肝心を外す彰吾。
宮の沢キングとも揶揄されていた。
が、サッカーIQが高く常に前を見てプレイできると評価を受けた。
宮本U-23監督に戦術眼:試合感を仕込まれた。
プレイスピードを上げてきた。

もう一つの欠点が、ヘディング。
そこを山口智コーチが徹底的に鍛え直した。

どちらもG大阪のCBを務めた名選手で
宮本恒は、日本代表で頭脳的で冷静なプレイが信条。
代表キャプテンを務めている。


こうしてつかんだのがC大阪とのルヴァンカップ準決勝。
遠藤と並びボランチの底でトップチーム初先発。
試合には負けたが80分を戦う。

そして大きい成果は、長谷川健太監督の評価。

ルヴァンでの働きをみて、その後のリーグ戦に出場させている。
ホーム新潟戦、交代でリーグ戦初出場。
次には、浦和戦アウェイで先発出場。

その時の長谷川監督のコメント。
「初先発で、しかも埼スタのレッズ戦であそこまでやれる選手はそうそういない。
ボランチは清水エスパルス時代から伊東輝悦、本田拓也、
ガンバでもヤット(遠藤)、コンちゃん(今野泰幸)、ヨウスケ(井手口陽介)と、
ベテランから若手まで見てきている。
自分の感覚だが、中原もそこまでやれるレベルにあると思う」
Soccer Digestより

サッカーダイジェストの記事では、G大阪の赤丸急上昇選手と評している。


ルヴァンカップ準決勝 C大阪VSG大阪 先発80分交代

J1第29節 G大阪VS新潟  54分途中出場
J1第30節 浦和VSG大阪 先発81分交代

更に
第31節 G大阪VS仙台 先発59分交代

トップチーム昇格後は、先発での出場が続いている。
昨日仙台戦をDAZNした。

ボランチの底を任されている。
地味なプレイに見える。
今野がCBで後ろに、前には遠藤保仁がいて横には、井出口がいる。
どうしても守備に軸足を置かざるを得ない。
無難な仕事ぶり。

試合前に長谷川監督が、ポテンシャルの高い選手とコメントしていた。

なるほど体が一回り大きくなった。
夏の暑さにもバテず、J1で通用する体作りが出来てきたようだ。
表情も変化していた。
逞しさを増し、ふてぶてしく見える。

このまま出続けて欲しい。
そして、33節G大阪ホームの幌との試合で彰吾先発が見たい。

でもその後は、どうなる?
そのままG大阪残留?

彰吾の将来を考えればそれもよし。
が、2~3年後にコンサの主力としてプレイしてくれたらさらに佳し。
深井一希のツィートで知った嬉しいニュースだった。

もう一つ、深井のツィートに熊本の岡本賢明が引退の記事も載せていた。
まだ若いが、痛めていた膝が致命傷か。




このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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