ホーム戦フィナーレセレモニーの中の話。
今季の成績から考えると致し方なし。
とはいうものの三冠を果たした監督である。
今年の不振の理由はフロントにもある。
移籍だったり怪我だったりとトップの選手がいない。
横浜からアデミウソンを獲っているが怪我や体調不良で働かず。
シーズン途中から加入の韓国代表ハン・ウィジョも怪我がちで不発。
どうやって勝てと言うのだ。
Ｇ大阪は毎年のように主力選手を手放している。
その中でやりくりしてきた。
そして結果を出してきたのは長谷川監督だった。
今年の不振があったとして、契約満了年だとしても
シーズン途中９月７日で契約せずの発表はないべ。
そうしたことの結果、
試合前の長谷川監督へのインタビューでは情熱を感じない。
監督がこれであれば選手とて同じことだろう。
昨日は、
１７００人が
吹田スタジアムに
駆けつけた。
案の定札幌のジョッピンを開けられない。
守備になると５-４-１のラインを作る札幌。
何度か長澤が裏を狙って走り込むがトラップに引っかかる。
叉は横山が身体を預け決定的仕事をさせない。
いい時のＧ大阪はカウンターがあった。
セットプレイも嵌っていた。
そこがない。
札幌を崩す連携も出てこない。
反対に札幌はＪ１仕様の完成。
前節の清水戦であり昨日のＧ大阪戦だった。
札幌は夏までエースだった都倉が控え。
前線はＪＡＹワントップで兵頭、チャナのシャドウー。
この三角形が素早いタッチからＧ大阪に襲い掛かる。
しっかり守って素早く攻撃する。
腐っても鯛と言えば失礼に過ぎるだろうか？
ガンバも何とか無失点で凌いでいた。
が、後半２７分にとうとうモンスターにやられてしまう。
交代で入った菅大輝が左のコーナーからゴールから離れてくるキック。
約束事の一つなのか、それともそれをベンチから指示されていたのか。
ゴールエリアの中央へカーブさせてコントロール。
Ｇ大阪 ＤＦ２番三浦がＪＡＹに振り切られて失点。
ＪＡＹは少し下がり気味の体勢だったがゴール左隅にねじ込んだ。
ＤＦ三浦は大の字で空を見上げていた。
Ｊリーグの中にあってはＪＡＹがモンスターに見える。
世界基準とはそういう事なのか。
エースの座を許してしまった都倉の心情を懸念していた。
前々節の鹿島戦に途中交代させられた都倉。
ふてくされて引き揚げたベンチで監督の迎えに応えずＮＯシェイクハンド。
そこを咎とがめられ次の清水との試合は札幌で御留守番。
この日は帯同するも控え。
が、ＪＡＹの先発弾に素直な祝福を送っていた。
ＪＡＹのヘッドと都倉との抱擁ＹｏｕＴｕｂｅ。
ＪＡＹの力量を素直に認め、謙虚に学びとろうとする姿勢が都倉に見えた。
札幌は正のスパイラル。
これで１１勝７引き分け１５敗。
あれだけ勝てなかったアウェイで３勝目、勝ち点４０。
しかも相手は関西の雄Ｇ大阪。
コンサの士気は上がるばかり。
若干気がかりが怪我人が続出したこと。
清水戦では河合。
昨日は荒野、福森。
その交代で稲本が前半９分から出場。
終了まで涼しい顔でプレイしていた。
それどころか強烈なミドルシュートを放つ。
Ｇ大阪はプロのデビューチーム。
まだまだ元気ですよ、と大阪のサポーターに鮮烈な印象を残した。
そして６８分交代加入の菅大輝。
久しぶりにリーグの試合。
身長こそ高くはないものの、体の強さを持っている。
そこにさらに磨きを掛けて帰ってきた。
そして貴重な先制点ＣＫ役。
厚い選手層の中でもまれ順調に育っていた。
これで順位を一つ上げ１２位。
今週末１２月２日は、札幌ドーム最終戦となる。
１０位まで見えてきた。
フィナーレが名残り惜しい。
もっと見ていたい。
このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。趣味：ロードバイク／ クロス カントリースキー／ そして、コンサドーレ札幌のサポーター