夕方から雨の予報だった。
空を眺めるとなるほど黒い雲が低く覆っている。
雨の予報を信じてレインウエァに身を固めてMSを出た。
風は、南から吹いていた。
その南の雲が切れて空が明るい。
となればこれから晴れるのだろうなぁ。
案の定配達の終了する頃には、雲の割合はほんの少しに減っていた。
しかし、その後少雨があったらしいのだから予報の確実性に驚く。
ふと思う。
南と言う字の由来は?
画像:Pixabay
東西南北がある。
東は、陽の登る様。
西は、沈む様なのだろうことは、容易に想像がつく。
本当か?
東 は、木と日を組み合わせたと聞いていた。
が、現代では、袋に心棒を通し両端を括った様。
これでどんな風に使うのだろう?
和語でひんがしが、訓読みでひがしに変化。
もう一つ あずまは、京都から見たときの関東で
大和武尊が関東に遠征の時船を使った。
海が荒れる。
妻、おとたちばなひめ:弟橘媛が海に身を投げて沈めた。
吾嬬:わがつまはもういないと嘆いたことから関東をあずま。
とか、明け端:あけつま、太陽の上がる様からの説あり。
ちなみに心棒に袋だが、
日の出る様は、袋から心棒が突き抜けるようである。
と解説しているのはWikipedia。
南をみなみと読むのは、無論和語。
皆見:みなみ・みんなみ
海の見:みのみ
日並:ひなみ
間の日:まのひ
真日中:まひなか
神祈:みなむ
OK漢字辞典では、これ。
草と建物若しくは、箱の入口そして風を孕んだ帆で構成されている。
その昔、春に稲や野菜種の発芽を促すための
ハウスでも考案していたのだろうか?
と思わせる漢字の成り立ちに見える。
一方こんな解釈もある。
南方形民族の楽器銅鑼どらを表わす漢字。
西 漢字由来
籠が漢字の由来だという。
イメージは、これ。
水分のあるものを入れると水が流れ出る。
その様が日が沈み西日が尾を引く様に似ていることから。
にしと読むのは、に と し。
しは、あらし とか ひがし とか つむじなどで使用する風の意味。
にが解らない。
去いにし ではないか?
の説あり。
北 漢字由来
以前にもどこかで調べた覚えがある。
背を向けている二人。
背く、逃げるの意味。
王に背く者。
北方の勢力を意味してもいた?
南に背を向けた方向から北。
敗北に北に字が使われる所以。
和語では、黒、闇から連想で汚きたなし。
ではないかとの説あり。
ここにもし が付く。
さむし風が吹く方角が由来にもなっているのだろうか?
知らなくても生きてきた、識れば楽しい。
このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター