小用は、しょうがない。
補給食と水さえ用意できていればいつまでも走られる。
そういえばTVを見ていて作った早口言葉。
生春巻き、冷凍春巻き、焼き春巻き。
どう?
春巻きは、早口の常套言葉。
補給食が無いとコンビニの利用となる。
食べながら脚を休める。
が、道を間違えたり、バイクのアクシデントで補給食なし。
コンビニまで距離あり、そんな時は大変な思いをすることになる。
俺は、三食を規則的にくり返す派。
その食事時間にある程度の食事量が無いと体は、正直に反応する。
なにか、くれ。
くれないとグレルもんねぇ。
低血糖の症状が頭を持ち上げる。
こうなってくるとまずい。
早めに手当しないばなんない。
一昨年の北海道一周では、爪草を食べて凌いだ。
根室を早朝に出て厚岸へ向かう。
海岸線には、左に海がみえる。
右に草原が広がっている。
道の先にはそれ以外の景色が無い。
人が住んでいない。
いても隣家まで何キロも離れている。
そんなところにコンビニなどあろうはずはない。
幹線道路ではなく裏街道なのだから尚の事。
ここの地理的特性を忘れていた。
早朝出発で根室のコンビニは、開店前。
朝飯も食べていない。
そのうちあるべ。
が、どこまで行ってもない。
ない。
ない。
思案の挙句に爪草を千切っては、口に入れる。
もぐもぐと咀嚼して飲み込む。
何度か繰り返しながら啼いていた。
モォ~~~。
結局60Km超えをこの草で凌いだことになる。
牧草や、芝生としても植えられている爪草。
へぇ~が、ひとつあった。
爪草は、ヨーロッパからの渡来であること。
江戸時代後期の事。
ガラス製品の梱包緩衝材代わりに乾燥爪草を箱に入れていた。
その種が自生しだした。
北海道には、酪農用牧草として渡来した。
この場合は、アメリカ経由だろう。
明治時代の事。
俺は、爪と書く。
詰と書いているサイトもあり。
詰草が正解のようだ。
手作りで補給食を作れたらいいべな。
FB仲間のさる御仁がエナジーバー作り、をアップしていた。
難しいんだべなぁ?
そこにある素材で適当でいいから調理せよ、と言われればちょちょいのちょい。
女房が大抵は美味しい、と言ってもらえるものを作ることが出来る。
が、どうもお菓子系は苦手なのだ。
それは、作ったことが無いし
見ていた経験もない事による。
18日の日曜にハンガーノックでえらい目に遭った267Km。
あれで少々現実的に手作りを進めてみようと考えた。
手作りエナジーバーでインターネット検索してみる。
ゲラノーラを小麦粉に混ぜてどうのこうの、が目に入る。
グ、グ、グラノ~ラ?
何?
グ、グ、グラノ~ラ。
女房に聞いてみる。
何てコタぁない、コーンフレークの仲間でスーパーにあるという。
あっ、そう。
昨日は、午後から雨が上がる予報。
曇りなら走られる。
それではとばかりに、
午前中に断続的な小雨の間隙を縫って近所のスーパーに行ってきた。
あったんだわ。
グラノーラは、オーツ麦が主原料。
昔は、燕麦と言っていた。
これでオートミールを作る。
日本では、現在ほとんど作付されていない。
同じ棚に玄米フレークがある。
日本産の米と表示してある。
ならば、とこちらを購入。
帰る道すがらこれを俺流でやっつけるにはどうしたらいいべ?
考える。
俺流の1番のポイントは、より簡単であること。
食べて飽きないい事。
そして俺のエネルギーになってくれること。
無論いかれないこと。
数日なら常温保存に耐えるもの。
まずは、試作。
1.小麦粉・黒砂糖・小量の水を液垂れしない程度の硬さに溶く。
2.フレークを混ぜる。
3.ごま油を使用してフライパンで弱火焼き。
片面3分くらい、ひっくり返して3分。
水分を飛ばしたく火を止めてそのまま蓋をして余熱放置。
簡単だべ。
初めて作ったにしては、上々の出来栄え。
女房と試食。
これが、美味い。
黒砂糖は、
甘さ抑えめにしている。
フレークにも味付けが成されているので他の調味料がいらない。
暖かい時は、中が硬めの中もっちリ。
女房は、紅茶でいただきたい
などと褒めそやす。
ここで問題
褒めそやすのそやすを漢字で書くと?
答えは、巻尾。
初手としては、二重丸なのだ。
後は、これに工夫を重ねて本当の俺オリジナルに仕上げていけばいい。
答え:褒め称やす
しらなくても生きてきた。
識ると楽しい。
このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター
俺の開発した
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山わさびのメーアレデッヒは、 「うめど~」
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