2017年6月20日火曜日

鉄下駄卒業式

完成車の鉄下駄ホィールから超軽量と謳われているホィールに変える。
師匠お薦めのALX473

昨日、その作業をしてもらう。
ホィールの交換だけでなく、ブレーキ、変速機他も点検してもらう。
楽しいね。

自分でいじくり回す。
当然に旨く行かない。

ヘタなりに何とか収める。
取り敢えずは、走るまでは出来る様にする。

そんな自分の作業の至らない部分が、教えてもらえる。
自分で手を付けているから見ていると、ははぁ~んと理解できてくる。
怖がらずにやってみることが上達のコツか。

まずは、本命のホィールから。
結論から先に言うと、軽い。
当然ではある。

軽いと言って購入したのだから軽くて当たり前。
だが軽い。
前後輪合わせて実測で600gのマイナス。
流石に1kgまではない。
幾ら鉄下駄であってもせいぜい2Kgの重量。
ALX473が合わせて1406g。

500gくらいか?
が、600g。
裸状態を持ち比べてみても軽さの違いは、歴然。

ホィールが変わる、は随分と印象が違って見える。















ちぉいと上級な装い。
ドレスアップしたのかい?
みたいな。

こうしてみるとハンドルブラケットの位置が極端に上向き角度です。
ハンドルを42cmから38cmに変えて位置を決めかねています。
一昨日の超ロングで思いっきり上げてみました。
結果、もう少し低い角度かな、と考えています。
100km以上を走ると体に合うセッティングが見えてくる。
ハンドルテープは、そのあとで巻きます。







切断前
ハンドルの高さは、
最低部で決まりです。
するとアヘッドが邪魔。
で切ってくれました。




1枚目の写真を見るとすっきりしていることが判ります。
Jamis2号は、今年になってからアヘッド位置を最深部に変えました。
スペーサーがステムにちょい足りない高さとなり
ほんの僅か浮いていました。

目ざとく指摘を受け5mm幅スペーサーを足すかステムを切るか?
の選択ですっきり納めに決定。

このとき前輪フォークを抜いて作業。
実は、これが出来ませんでした。
何てこたぁない。
逆さにして引っ張り上げればいいだけの話でした。
そして二か所ついているベアリングにもグリスアップを施してくれました。

駄目を押されたのがブレーキのアウターケーブルキャップ。
ブレーキにアウターを差し込む先端に
交換前の旧ブレーキに倣いキャップをしました。

105ブレーキの場合は、キャップなしでアジャスターに収める。
前後ともそうする事。

ブレーキの不良を起こしかねない、とお叱りを受けました。
オジィちゃんは、マニュアル派では無い。
故にこういう間違いが多い。
気を付ける様に!!
はぁ~い。
なんどこうした自戒を繰り返しているだろう。
落ち着けば出来る子は、今もそのままでいる。


次に変速機調整。
決定的故障個所発見。

フロントは問題なし。
リアディレイラーの入りが悪い。
微妙に入らない。
アジャスターを締めたりロー、トップボルトを
調整したりしているうち決定的な故障個所を見つけてくれました。

ブーリーが内に傾いている。
ディレーラーハンガーの不良。

本体のフレームにダメージを緩衝させる部品。
右転倒をした場合にディレーラーが地面に当たる。
曲がる。

昔は、ディレイラーを本体に直接取り付けだったそうです。
今は本体とディレーラーを繋ぐハンガーが付いている。
そこが曲がっている。
補修出来る範囲ということで伸ばしてくれる。
師匠曰く、これは日本一周に必要です。
機種により形状が違ってくるのであらかじめ手元に置いておくとよい。
のだそうです。

ディレーラー自身もほんの少し浮いている。
同機種だと3000円位なそう。
近々ハンガーと一緒に購入しよう。

昨日の作業は、そこまで。
俺にとって作業料の2500円は、とても価値あるものとなる。
師匠ありがとうございます。

そして帰り道。
新装のJamis2号は、新たな門出をした。
ほんの短い距離なので実走レポートの外ではある。

一昨日のダメージも残っている。
2~3日後でなければ長いのは出来ない。
なんせおジィちゃんは、4日目が疲労感のピークなのだから。




このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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