2015年11月23日月曜日

ラマーズ法で走る?

日本語で息をすることを
呼ぶ、吸う と書く。

調べててみると阿吽が語源。
サンスクリット語で a-hum を梵字で当てた字が阿吽。

阿は、誕生して口を開け息を吐く、赤ちゃんの初鳴き。
吽は、口を閉じ命の尽きた最後の唸り。

宇宙の誕生と、終焉も意味する。

阿吽像は、宇宙誕生~終焉の象形。
お互いの息が合って居る様から

呼びかけ、応える:吸う から生まれた言葉だという。

昔リッチな知人にトレーニングクラブに案内された。
ランニングマシーンで走らされ脈拍を計る段になりいたずらを仕掛けた。



11月21日
いつもの
森林総合研究所北海道支所への
道すがら



計り始めたら気づかれないように息を大きく抜く。
途端脈打ちが落ちる。

首をかしげるトレーナー。
3回ほど繰り返し、実はと告白した。

人間は、大きく息を抜く:吐くことで体全体が弛緩する。
心拍数も落ちる。

出産の時の呼吸方と知られるラマーズ法も
吐く息を意識させ激痛を緩和させる。

バイクで走行しているときも当然呼吸が関係する。
しかし、成り行きに任せ考えてみたことがない。

この間最大心拍数を調べてみてその大切さを識った。
自身の心拍数アップのために
平坦でも必ず最大を打つペダリングを入れるように意識しだすようになる。

最大心拍数を抑制させる方法:呼吸法、
酸素の供給を多くする方法を調べてみる。

自転車選手呼吸法をキーワードで検索

興味を覚えたサイト
1.呼吸法の受験的研究

鼻呼吸は、負荷の高い運動時効率が落ちる。
換気量・呼吸数が少ない。
酸素消費量、換気当量の効率がいい
中・長距離選手にその傾向が大きい。

激しい負荷運動では、口呼吸が好ましい。

2.安藤隼人:スマートコーチング主宰
低酸素室呼吸法実験YouTube
このデモンスチレーションで
動脈血酸素飽和度70%を90%に上げている。


ここで代表的な呼吸方法をあげてみる。

・腹式呼吸
・胸式呼吸
・真向法YouTube
・ストレッチ呼吸法
・ヨガ呼吸法:様々な方法の組み合わせ
・SpO2呼吸法
O2:動脈血中の酸素
saturation:飽和度
pulsation:脈拍動

共通する基本は、呼気:吐く息を十分に行うこと。
神経・筋肉・心肺とも緊張をさせたら弛緩させる。
弛緩に必要なことは、息を抜くこと。

激しい運動になれば自然に呼吸も荒くなる。
この時強い呼気をすることで酸素の取り込みが多くなる。
結果血中の酸素濃度を上げられる。

吐くときのハァ、ハァではなく
フゥーッ、フゥーッと強く行う。

口呼吸で唇をすぼめて行う。
口をすぼめる→空気の通り道が狭くなる→
排気抵抗が増す→肺内の空気圧が上がる→酸素濃度が上がる

ヨガで鼻の奥を狭めて行う呼吸方法も同じ道理。

そう言えば水泳では、
水中で鼻からゆっくりお気を抜き水面に口を出したとき
残っている息を口から一気に吐き出す。
鼻:フゥ~~ン
口:パハッ
この バで呼気が終り ハッ で吸気されている。
鼻のフゥ~~ンが、肺内圧を高くしていることになる。

今年の手稲ヒルクライムは、5月が最高でその後の数度のトライは、
全て自己記録
更新で出来ずに終わった。
もしかして、冬のカントリースキートレーニングが功を奏していたのかなぁ?


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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