2015年10月10日土曜日

300km なぜ、走る事ができる?

今年大きなイベントを経験した。
北海道2230Kmを16日で完走。
一日平均139Kmとなる。

その後、
札幌~稚内318Kmを13時間で完走。

この数字だけでも驚きの一言。

しかし、
驚きは、自分が残した数字よりも自転車にある。

俺自身の運動能力は、普通以下。
短、中、長を含め走力は、遅い。
高くも遠くへも飛べない。
優秀な筋肉や、心肺を持っていない。
さらに今は、腰と右膝に故障を抱えている。

ただ五体は、満足に揃っている。
そんな65歳が、ロードバイク4年目で300Kmをこなせているのは、
自転車がいかに優れた、完成された乗り物であるかということ。


先日は、自分と一緒に幼馴染も約300Kmを経験した。
彼も、優れたアスリートというわけではない。

300kmの世界。

自らの脚が、体がペダルをひと踏み、ふた踏みと重ねてゆく。
重ねてゆくことで風と共に成れたり、
時には風に抗あらが いながらも遠くまで自身を運ぶことができる。


ロードバイク最初は、30Kmが遠く思えた。
次は、50Km~60Kmが遠い。
そのくらいまで走れるようになると
サイクリング並みの走りから少し上のスピードで走れるようになってくる。
自身の脚で遠くへ走る楽しさに目覚めてくる。
心が波立ち、汗が滴したた り落ちる。

さあ、次は100Kmとなる。

50~60Kmを超えるあたり
時間でいうと3時間を超えてくると
長い距離を走るための体力、筋力ができて来ていることが実感できる。
目に見えて脚の筋肉が出来上がってくる。

最初の100Kmトライでハンガーノックを経験した。
注意力が弱くなり危険回避能力が低下。

町で道に迷い歩道に上がる。
コンビニ駐車場に侵入してきた安全不確認の乗用車に軽く衝突される。
ハンガーノックを起こしていなければとっさの停止ができていた状況。

こから燃料補給を心掛け
自分の脚力に応じた走りを楽しみ徐々に距離とスピードを上げてきた。

長くなるので結論してしまうべ
ロードバイクは、
早く、遠くに、安全に人を運ぶ道具。
体を傷めない走りを覚えてくると
誰にでも300Kmを目指すことのできるすばらしい乗り物。






今日は、Hellのサドルで走ってみよう。









このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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