前輪タイヤが、表面が平らになってきていた。
そろそろ交換時期だなぁ、
と思っていた。
アスファルト工事直後の路面を走ってから一気に減った。
細かな破片が付着しシャリシャリと音を立てて回転。
一旦止めて手でタイヤ表面を掃除したが
まだ取り切れなかったと見えて異音が出ていた。
2kmくらい走ると異音は、消えた。
その数日後に現れてきた黄色の下地。
次第に大きくなってきた、こりぁもう交換だべ。
タイヤは、重要な要素を持つ。
空気圧が低いと回転に影響が出る。
接地面が狭ければ狭いほど転がりは、良くなる。
そんなことは、当たり前に知ってはいても
実際にどのくらいなのかを識っていなかった。
アバウトな性格の俺は、仕様説明書を読んでメンテナンスなどと言うことをしない。
ま、大体こんなもんだべぇ、で済ませていた。
教えてもらったのは、去年の北海道一周の終盤。
師匠が、俺の通りそうなコースを待ち受けしてくれた時。
簡単にメンテナンスしてくれた後、
空気圧が全然足りない、と入れ足してくれた。
師匠が来てくれたことの嬉しさと回転の良さで再走の軽快なこと。
交換する。
後輪タイヤを前輪に付け替え。
後輪に新品を履く。
後輪のタイヤは、今季初めに交換したもの。
おやっ?
気が付いたことがある。
前後輪のスポークの組み方が違う。
前輪は、真っ直ぐ放射状。
後輪は、クロス。
どんな違いがあるの?
クロスにも4本組・6本組・8本組と違いあり。
強度
組み数が多い:高い強度:クロス角度が深い:スポークが長い:重い
なるほど前輪は、荷重が軽い。
なので高強度がいらないと言うことか。
ハブからホィールまで最短でスポークを通している。
他に空気の抵抗にも違いが出るそうな。
JIS組みだのイタリアン組だの様々ある。
長い歴史の分だけ汎用性も幅広く深いということかぁ。
ついでの構造を知りたくて切断してみる。
このタイヤ構造は、
ワイヤード・オン。
略してWOタイヤ。
WOタイヤは、クリンチャータイヤとも言う。
イギリス名とフランス名の違い?
タイヤの離れている部分の両側が丸く膨らんでいる。
この部分にワイヤーが収めてある。
ここがホィールのリム内側に噛んで外れない構造。
表面に現れた黄色:断面の黄色部分を調べてみるとケプラーガードのよう。
耐パンク仕様だそう。
交換を知らせるマークではなかったのか。
さて、久しぶりのピーカン。
ちょいと長目をやっつけてくるか。
このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター