2016年9月10日土曜日

非常食に最適

去年の北海道一周で懲りた。
荷物は、極力少なくしたつもり。
たしか15Kg以内で収めた。

これでも重い。
途中5Kgを削ぎ落す。
これで随分走りやすくなった。

来年の日本一周もこれに習って10Kg以内のパッケージにしようと考えている。

食料は、都度調達。
コンビニエンスストアの発展でいたるところに
文字通り便利な店があってくれる。

地元ならではの食材、食品探しも面白いとも思っている。

糀も良い。

ちょいとウンチク
漢字薀蓄、蘊蓄と書くらしい
薀も蓄も蓄えるという意味。
深く蓄えた財産や、知識。
研究を重ねて知識を蓄える、だけが意味するようになる。

俺ほどで薄っぺらに学んだ知識で薀蓄は、おこがましいか。
ウンチク程度が吊り合いと言うところ。





今朝5時少し前
の羊ケ丘上空
空気が冷たい。
これから雲が
茜色に染まる。






糀と麹と二つの漢字がある。

糀は、米から。
麹は、麦からの違い。
ならば米糀、麦麹と書く必要は、ないな。

糀は、米を糀菌で発酵させたものなので酵母菌がいっぱい。

水にうるかして柔らかくしてもよし。
ご飯を炊いて糀を塗まぶ し次の朝そのままで食べるもよし。
ぬるま湯をかけて糀粥もいい。

うるかす は、津軽以北の方言らしい。
ぬるま湯にうるかすのも時間短縮になるかもな。
但し、温度は、高くしないこと。
60度c以内、折角の糀菌が死滅する。

そのままでも食べられる。
固くて歯に付くが優しい甘味がよい。

最近自転車の時、たまに携帯もしている。
保存食として常備することをお薦めしたい。
火も水もない時の非常食となる。

米などの原料は、
糀菌により澱粉は、ブドウ糖へ。
蛋白質は、アミノ酸に変化する。
次にブドウ糖やアミノ酸からビタミンや酵素を生成する。

糀から作る甘酒は、飲む点滴と言われる所以。

糀の歴史 小池糀店お味噌の歴史より
米を食べる文化を持つ地域で生まれた糀の利用。

日本では、弥生時代に保存していたご飯に付くカビの中から
食べられるカビを偶然に発見したものではないか。
甘い匂いに、
ちょいと味見してみようかな?
と誘惑されたんだべな。

酒の誕生
次に食べられるカビの付いたご飯をそのままにしておくとアルコール発酵しだす。
もしくは、自然にアルコール発酵した米を経験していたのかも。
あっ!あんときの米汁と一緒の匂い。
と気づいたのかもしれない。
自由に酒が造れることを学んで行く。

飲み助の俺には、ありがたいことだわ。

奈良時代
そのうち高句麗から朝鮮半島経由で渡来する人達から
大豆の糀発酵技術:味噌を習う。
味噌の製造が日本で始まる。
当時は、未醤と呼ばれ超高級品。
租税品でもあっただと。

未醤は、日本で製造方法が工夫され現在の味噌となる。

俺は、これらの技術の結晶、糀を利用して
じゃがいも味噌、
今回は、トマト調味料をつくる。

この話は、次の機会に。


このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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