昨日は、支笏湖まで峠超え。
駒丘側から支笏湖線に合流すると目の前にローディーが通り過ぎる。
多分支笏湖と目星をつけて付いてゆく。
三叉路、橋のところで信号待ち。
支笏湖?
声を掛ける。
はい。
若い衆だった。
一緒して良い?
僕遅いですよ。
俺も遅いから。
で後ろに付く。
少し強めの向かい風。
前に盾があると楽。
だが本当に遅い。
ヨロヨロではない。
ゆっくり目だがピッチは、確実に刻んでいる。
少し走って、前を曳く。
少しだけピッチを上げる。
支笏湖線は、開発局を過ぎてからが最初の難関登り。
サドル高さを低くしたせいで踏み足の効きがいい。
気持ちよく登りをスィっと通過。
後ろを見るといない。
サイコンデータ
走行距離:107.39Km
走行時間:4時間38分
平均時速:23.1km
最大速度:53.74Km
平均ケイデンス:60
平均心拍数:119
最大心拍数:162
奴は、自分ペースをキープするタイプのようだ。
水分補強をしてしばし待つ。
下りを先に行かせて振り返しの登りは、俺が出る。
今度は、少し離れているものの付いている。
奴は、サドルの位置を変えず黙々と踏んでいる。
前にずらすと楽だよ。
はい。
返事は、良いがやはり定位置腰掛け。
頑固な奴。
恵庭湖までのT字路辺りまでは、登りを俺リードで前後を繰り返す。
恵庭湖分岐からが第二の難関登り。
長い。
登り始めて200~300mで奴が出る。
まだ足が残っているはずの俺が徐々に離される。
この登りの頂で追いつくも
次の登りでまた徐々に離される。
今度は、詰められられない。
千切られた。
見え隠れしていた奴の姿が視認できない。
恵庭岳の登り口辺りで待っているかと思いきやいない。
冷たい奴だ。
支笏湖畔で俺の好きな飲むヨーグルトでもと思い駐車場の整理の人に聞く。
コンビニありましたっけ?
いえ、ありません。
申し訳ありません、までつけてきた。
親切。
駐車場の向こうから奴が出てきた。
追いついて、千切られたね。
はい。
一応奴の健闘を称える。
苫小牧経由で札幌に帰るという。
俺もそのつもりだったので275号線に右折。
支笏湖線の峠で霧。
支笏湖は、曇り。
275に入ると雨粒がちらり。
先の青信号が変わらぬうちに通過しようとダッシュ。
進むにつれ道路の濡れが出てくる。
後ろにいない。
マイペースな奴。
俺は、Uターン。
奴とすれ違う。
この先は、雨のようだから千歳周りで帰るから~。
それでも奴は、苫小牧。
そうか、走りたいとき走れる俺と違う。
折角のスケジュールは、こなしておこう、ということ。
先ほどの分岐点からサイクリングロードが延びている。
初めて入る。
すぐに恐ろしい顔の大写しの熊のイラスト。
熊出没注意。
目撃情報が最近あっただと。
ちょっとおっかない。
少し下り基調だろうか樹木のトンネルで風が遮られているせいだろうか。
30km凸凹で快調にラン。
千歳に入りコンビニ給餌。
卵サンドを素早く食べる。
時計は、11時45分。
えっ、もうこんな時間?
サイクルコンピューターは、走行開始から3時間15分を示している。
36号線で札幌へ帰る。
背中か風が押してくれる。
順調、快調に札幌入り。
平岡西友の交差点が少し渋滞。
路肩との隙間を車列の左ウィンカーを確認しながら進む。
交差点角の虎鉄:ラーメン屋にウィンカーなしで入る車。
俺の目の前。
大声を張り上げる。
おお”~!!
と同時に斜めにハンドルを切った車と自転車を平行にさせる。
俺の大声は、良く通る。
遠くからでも増川が多くの声援のなかから聞き分けたくらい。
車は、歩道に前輪を乗り上げた状態で停車。
俺は、肩を車体にぶつけ滑らせ衝撃緩和。
駐車場に自転車を入れ、車も入る。
すこし懲らしめてやろうと思い、
自転車ハンドルに顔を埋める。
大丈夫ですか?
運転手の声。
やおら顔を上げ運転手の顔を見る。
青い。
後ろ気を付けてね!
俺としては、随分優しい言い方。
ウィンカーさえ上げてくれれば、こちとらぶつかることはない。
が、反射的にラーメンを食べたくなる。
こういうことが起きやすいことも考慮したうえで
バイクも走らねばなんない。
ゆっくりの車の車列から突然方向を変える車あり。
あまりの押し風の気持ちよさでケアが不十分であったことも
原因であることを反省。
好事魔多し
13時30分帰宅。
肛門痛みまったくなし。
膝痛サドル調整前に比べ軽微。
筋肉痛:軽微
このおやじ、アゴハリ一族。
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター