2016年7月2日土曜日

厚労省各位様

年金積立金管理運用独立法人:GPIFが、依頼主の厚労省に
2015年度の運用実績を報告したと報道があった。

厚労省の正式発表は、参議院選挙後と見られている。

その報告は、5兆数千億円と予想されている。

現在の年金運用割合は、以下の通り。



















内外合わせて約50%近くが株式投資に回っている。
この株式投資の損失金が5兆数千億円と言うこと。

政府に言わせると、
短期で目鯨たてなさんな。

株式に割合を多くした2014年からの累計をみなさい。
15兆円の利益を出しているのだから。
差し引きで10兆円の利益を生んでいるのだぞ、と。


  写真・図版朝日デジタルより







GPIF発表
運用累計実績



以前の運用割合は、

国内債権が53.36%・外国債券は11.06%
日本株式が17.26%・外国株式が15.98%

株式への運用金割合は、35%としていた。


注目は、53%もの国内の債権への投資。
日本の国債は、俺たちの年金積立金で支えられている。

2014年以降でも23%となっている。

運用資金は、140兆円。
それの23%:32兆円が国債を支えている。

国債は、その利子を半年ごとに支払う。
そして、満期年になると償還される。

どうも腑に落ちない。

国の借金を俺たちの年金積立金で買い支える。
国債残高は、増加するばかり。

株式を高くさせるために国債を発行させている。

実経済の好循環をさせているわけでなく。
他人の金でやる投資ゲームなのだ。

実態経済の成長こそ求められるもの。

俺の提案
世界の人口は、増え続けている。
必ず食糧問題が起きる。

日本の食料自給率は低い。
カロリーベース39%
生産額ベース69% 農水省

ここに投資しよう。
もう一つ林業にも。

日本の一次産業を復活させよう。
若い人たちがいきいきと働ける環境作りに使おう。
せめて100%超えの自給率を確保しないと
食料供給世界一位国、アメリカの言いなりにならねばなんないぞ。

おっと今でもそうか。

ともかく
大きく増やさなくてもいいから博打のような株式投資は、止めにしてほしい。
日本の頭脳が寄り集まった厚労省各位様、お願いします。


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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