2016年7月18日月曜日

ロンリー400km結末

台所でアマリリスが奏でられた。
ガラ携の目覚ましは、俺の声でおはようございます。

朝2時、気持ちよく起床。

起きてあげると女房の優しい申し出を、
いいから寝ていろ、と撥ねつける。

自分の楽しみで女房を真夜中に引きずり込む気には、ならない。
ありがとう、寝ていて頂戴。
と優しく言えないところが馬鹿チンコの所以。

ブログをアップさせる。
アマリリスのご飯に納豆、手作り味噌を放り込み掻っ込む。

アマリリスは、炊飯ジャーの炊けた合図。

数か月前iphoneからガラ携に戻る。
その目覚まし機能に、自分の声が合成されていた。
トンボの黄昏飛翔を見た時のような、少々の驚き。

2年前の9月のある夕方、女房とベランダBBQ。
上空がざわついている。
見上げるとそらぁもう一生分のトンボを見たべか。
と思えるほどの大群が空を占拠していた。


食料の差し入れと
応援で来てくれた
女房が撮ってくれた
1枚目の写真。
俺の後姿で
しかもこんなに遠くって。




調べると黄昏飛翔と呼ばれている。
朝方にも起きるらしいが夏の昼間の暑い時間を避けて。
トンボが群れて摂食している様という。

あの時で64歳のなり立て人生初めての経験だった。
トンボが虫を狙う。
そのトンボを鳥が狙うでそりぁもう大騒ぎの夕方だった。

3時出発
住宅街や、主要道路には街路灯がある。
そこを抜け自衛隊の演習場を
左に見る真駒内滝野霊園までの道には、灯りがない。

東の空が薄紅に染まりだしても足元は、暗い。
凸凹に捕まらぬよう。
石を踏まぬよう、速度控えめ。
身体と頭のお目覚めを促しながら目的地に着く。

普段だと30分のところを50分掛かっていた。

4時、食料をトイレ横の松の木枝に引っ掛けコース内スタート。



ここが言わば
エイドステーション
女房のバイクとリック。



順調
スタート地点は、空を遮る木々が無い。
うす曇り乍ら、もう道路は、はっきり見える。

周回を重ねるごとに平均速度計の数値が上がってゆく。
トータル80Km位、
時間で6時半くらい。
向こうにオレンジの人ともう一人立っている姿を見た。

もしかして迷惑だから止まりなさい、
とでも言われるべか。


オレンジは、作業ベストではなかった。

俺の師匠の店サイクルプラザのチームユニフォ-ムの色。
離れていたので顔が判別できないけれど、
師匠ではない。

もう少し細目、とすれば服部さん?
御二方応援ありがとうございました。

その二人が去ってすぐ小雨。
風上の南は、明るい。
すぐ止むだろう。

少しだけ道路を濡らし雨は止む。

その後も、順調に回を重ねてゆく。
185Km:約8時間経過:午前11時

が右膝棚が痛み出した。
ま、いつもの事。
これまでも慣らし乍ら走ってきた。

間もなく女房が納豆巻と飲むヨーグルトを携えて応援に来る予定。



ここまでの補給食。
一口興おこし
袋入りカステラ
一口キビ団子


口の中をリセットさせるのは、キューリの酢の物。
手作り梅漬け。

酸っぱいものが欲しくなる。
どちらもいい。

長くなるので続きは、明日。


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター


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