それが聞こえなくなる時がある。
顔にも風が当たらない。
そんな時、風と一緒なんだ
と嬉しくなる。
音が無く風の抵抗が無く。
でも自分は、走っている。
水中で浮遊しているような。
動を為しているのに無の世界に遊ぶ。
なんと愉快な話。
贅沢な時間。
今朝の札幌
久しぶりの晴れ~
ロードバイクを始めて居なければ味わうことになかった世界。
昨日は、お馴染みの豊平川左岸サイクリングコースを下りる。
札幌大橋から折れて当別バイパスを北上。
雁来街道経由で河川敷右岸サイクリングロードへ戻り帰還。
行きは、向かい風。
途中完全な追い風で走りもウキウキ気分上々。
無の世界を楽しませてもらった。
帰りに河川敷ロードに入ってからも一部追い風を受ける。
そうだ、ケイデンスがどれだけ回せるだろう?
トライする。
90~100.
最初は、ぎごちない。
円滑な回転が出来てくると100を超す。
結構な回転速さ。
それでは、110回転。
アメリカ横断鉄道のSLが疾走している。
相当な大きさのエネルギーが移動している感じ。
もっと行けっ!
121を記録。
織機がフル回転しているような。
力強さより大きな工場の機械が一斉に動いている大量の勢い。
俺は、ここが限界。
130,140,ケイデンス150を
スムーズに回すこと解出来る人がいるというから
凄いとしか言いようがない。
YouTube:ケイデンス150
もっと上がいてプロになると250を回すというからこれは人間業とは思えない。
自己記録121で帰りの走りに大きな変化が現れる。
踏んでる感じを消して回して見る。
平坦とはいえ心拍数が上がらない。
心拍数は、筋肉を使うほど上がるものなのか。
ケイデンス80~90で安定走行していると、
北24条へ通じる橋工事のあたりで若い衆が抜いてゆく。
付いて行く。
ケイデンス90オーバー。
心拍数が130超え。
割と楽。
少し走って先頭交替。
奴もムキにはならずそのスピード維持。
何回か交替を繰り返し豊平橋で上がっていった。
ありがとう~ と声を掛ける。
朗らかな笑顔と高く上げた右手をくれた。
このおやじ、アゴハリ一族。
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター