2016年6月6日月曜日

ケイデンス120

走っていると顔に風を感じ耳に風の音が入ってくる。
それが聞こえなくなる時がある。
顔にも風が当たらない。

そんな時、風と一緒なんだ
と嬉しくなる。

音が無く風の抵抗が無く。
でも自分は、走っている。

水中で浮遊しているような。

動を為しているのに無の世界に遊ぶ。
なんと愉快な話。

贅沢な時間。







今朝の札幌
久しぶりの晴れ~






ロードバイクを始めて居なければ味わうことになかった世界。

昨日は、お馴染みの豊平川左岸サイクリングコースを下りる。
札幌大橋から折れて当別バイパスを北上。
雁来街道経由で河川敷右岸サイクリングロードへ戻り帰還。

行きは、向かい風。
途中完全な追い風で走りもウキウキ気分上々
無の世界を楽しませてもらった。

帰りに河川敷ロードに入ってからも一部追い風を受ける。
そうだ、ケイデンスがどれだけ回せるだろう?
トライする。
90~100.
最初は、ぎごちない。
円滑な回転が出来てくると100を超す。

結構な回転速さ。

それでは、110回転。
アメリカ横断鉄道のSLが疾走している。
相当な大きさのエネルギーが移動している感じ。

もっと行けっ!

121を記録。

織機がフル回転しているような。
力強さより大きな工場の機械が一斉に動いている大量の勢い。

俺は、ここが限界。

130,140,ケイデンス150を
スムーズに回すこと解出来る人がいるというから
凄いとしか言いようがない。
YouTube:ケイデンス150

もっと上がいてプロになると250を回すというからこれは人間業とは思えない。

押し風と軽いギアを借りてとはいえ、
自己記録121で帰りの走りに大きな変化が現れる。

踏んでる感じを消して回して見る。
平坦とはいえ心拍数が上がらない。

心拍数は、筋肉を使うほど上がるものなのか。
ケイデンス80~90で安定走行していると、
北24条へ通じる橋工事のあたりで若い衆が抜いてゆく。

付いて行く。

ケイデンス90オーバー。
心拍数が130超え。

割と楽。

少し走って先頭交替。

奴もムキにはならずそのスピード維持。
何回か交替を繰り返し豊平橋で上がっていった。

ありがとう~ と声を掛ける。

朗らかな笑顔と高く上げた右手をくれた。



このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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