2016年3月9日水曜日

ラモスが少し

北海道コンサドーレ札幌
J2第2戦 0-4

岐阜ホームでの対戦だった。

試合開始から積極的に攻め上がるコンサ。
受けに回って反撃の糸口が全く見いだせない岐阜。

試合序盤で勝負は、見えていた。
相手のプレスが弱い。
高い位置では無抵抗。

コンサは、中盤をリズム良くパス交換。
流石に15分までは、失点を許さなかった。
岐阜の反撃時間かと思いかけた20分を過ぎ
コンサは、リズミカルなパス交換から
中央バイタルエリアに空間を作る。

コンサが岐阜に攻めさせ守備を乱れさせたようにも見える。



画像
ラモス・瑠偉公式サイトより





裕樹は、エリアに侵入し逆足の左でシュート。
裕樹の右斜めに相手DFがいたので当然のプレイ。
ただ、逆足シュートは、正確性を欠くしふかす。
日頃の練習が生きていたということか。

GKかろうじて左手で弾く。

詰めていた都倉が、チャリン。
ごっつあんゴール。

エースは、一気に乗つてくる。
そこ:チャンスの場所に詰めていたのは偶然でない。
弘樹のシュートからこぼれ玉がその位置に来ることを予想していた。

リーグ戦の早い時期のゴールに
都倉自身もチームもこれでリラックスできた。

2点目は、少々岐阜に不運。
バイタル中央から打った石井のシュートが相手DFの右肩近くに当たる。
審判は、PKを判定。

都倉落ち着いてゴール。

ここでゲームは、終わった。
岐阜は、集中力が途切れていた。

後は、コンサのやりたい放題。
3点目は、ニューヒーロー進藤の記憶に残るビッグプレイ。
左ジュリーから振られた浮き球を右エリアで足を滑らし尻餅。

両腕でなんとか態勢を保ち足裏で中央の都倉に折り返した。
相手DFの集中力があれば体で阻止できた。

進藤は、少し感覚がずれている。
緊張という感覚も鈍い。

DFでありながら深い攻め上がりを繰り返す。
そして自らシュートを打つし、アシストもする。
相撲なら土俵際に強い、というやつ。
プレミアリーグ、レスターの岡崎のような肝の太さで
鈍感大胆な感性を持っている。

今までコンサにいなかったタイプ。
失敗しても後に引きずらない勝負師。
自分を分析する力もある。
大化けが期待される。

櫛引始め若手のDF陣にとって大きな競争相手に育っている。

進藤の記憶的パスは、
都倉の左後ろに絶好の高さでコントロールされた。

都倉反転して綺麗にボレーを放つ。

GKノーチャンス。
まっすぐゴールマウスに吸い込まれる。

都倉初めてのハットトリック達成。

もうこうなると岐阜に同情が起きる。
とはいえコンサも嵩かさ にかかる。

1戦目とは、別人と見まごうジュリーニョは、
縦横無尽に動きドリブルサンバ。

4点目のオンゴールをアシストする。

これが前半45分までの経過。
後半は、コンサの流し。
そして調整。
惜しいは、ヘイズをもっと実践慣れさせたかったことくらいか。

他チームとはいえ岐阜は酷すぎる。
2試合続けて4失点の無得点。

負けず嫌いのブラジリアン、監督ラモスが怒っていない。
ラモスが赤鬼になって初めてラモスになり得る。

息子を下部チーム監督に据えている岐阜としては。
ラモスの処遇に頭を悩ませるところ。

さて、コンサが勝利したことは了として、
これでコンサが波に乗れるかどうかは別。
勝利で浮かれるほどの相手では、なかったのだから。

次は愛媛FCとのゲーム。
1戦は、落ちてきた清水に0-0
2戦も落ちてきた山形に1-1
勝ててはいないが負けていない。
去年のJ2、5位は、フロックではないことを証明している。

コンサとしては、ここが今季の試金石になる。
勝利を北海道コンサドーレ札幌にもたらせ。

昨日、今季45回目CCスキー1時間10分。
累計:84時間35分
今朝の札幌積雪51cm


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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