2016年3月17日木曜日

シラを切るばかりなのだ

3月20日月曜日は、春分の日となる。

昨日は、北海道各地に今年の最高気温が予想された。

札幌気温も最高予想が10度C。
予想通り10.5度Cを記録。

春分の日は、昼夜時間が同じ日。
ただ実際は、違う。
各地により時間が食い違ってくるのだが、
札幌市日の出5:38~日の入り17:47
昼の時間が9分長い。

クロスカントリースキーも納めかなと思いつつ午前中出かける。

比較的春に見ることができるという光環:光冠
3月15日東京 朝日デジタルより
写真・図版




ここが俺のスタート地点
森林総合研究所
北海道支所 門の左。
倒木は、3月初めの嵐の被害樹。



俺のコースは、概ね1周8Km。
雪質により一周のタイムが左右されるが約50分。
コース途中の800mくらいの小さな周回コースを追加して
一回の走行距離は、10Km~15Kmくらいとなる。

そんなコースの中に白樺の林が続く。




ふと疑問が沸く。

なぜ白樺の樹皮は、白い?



樹木は、太陽の光を受けたとき
効率よく熱を吸収するものではないのだろうか?
だとしたら濃い色のほうがいいに決まっている。

いや、待てよ我々人もメラニン色素量が赤道と北極近くでは違う。
北欧人は、白い。

白樺は、寒い地方の樹木のイメージがある。
とすると、寒さもしくは太陽光の少なさと関係があるのか?
帰宅してインターネット検索してみる。

白樺の特徴
温帯から亜寒帯に生息、日本の南端は、静岡。
明るい場所、成長が早い。
焼け地で最初に生育を始める。
森が密になってくると暗いところでも生育するブナなどに地域を占領される。

昔、樺皮がんびと言って焚きつけに使用していた。
脂分が多く火付きがいい。

白さの素は、
ベチュリン という白い結晶性のトリテルペン化合物。
テルペンというと蜜柑の皮や松脂を思い浮かぶ。
つまり脂で樹皮の70%を占めていて白さを出している。

では、なぜ白くなければならないのか?

調べると、温暖な地方で白樺を植えると白が抜けてしまうそうだ。
つまり色の濃い樹皮になる。

ということは、やはり寒さか陽光量に左右されている?

日当たりの良い場所で群生。
とはいっても上の写真のように間をあけた形。
単独の場合は、日当たり良い場所。
ここいらにヒントがありそうだ。

女房に聞いてみると、
白樺に聞いてみたらといなされた。

いや、実は聞いてみたのだ。
答えは、そんなことシラカンバ

人に備わっているもの、例えば盲腸にしても必要な意味を持っている。
白樺も確実にこれといった答えを持っているのだろう。
でも樺は、シラを切るばかりだ。


おまけ
シラを切るは、白を切ると書くが、
本来は、知らぬと
見得や啖呵などの態度を示す切る。
で知る が、白になったんだと。

昨日、今季48回目CCスキー1時間30分。
累計:90時間45分
今朝の札幌積雪35cm


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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