2016年3月14日月曜日

やっぱり、えなり だった。

我が家から歩きで30分の札幌ドーム。
3.1Kmある。

晴れてはいたが気温1.9度。

女房も歩きは、早い。
俺の脚についてくる
時速換算約6Km。

6m前後の風が体の熱と丁度つり合い、
汗が出ない程度で11:30分到着。

既に入場待ちの列はない。
速入場。 目的のホームB自由席に向かう。
ほぼ埋まったいるが席は、残っていた。

ホーム開幕戦、そしてチーム20周年でイベントがいくつか開催された。

綾野ましろLIVE
北海道出身のまだ活動歴が浅い娘のよう。
俺は、初めて聞く名前と曲。

そして
砂川誠の引退セレモニー。
12年間コンサドーレの支柱でいてくれた。
昨年シーズンで引退。
今季2戦目の岐阜対札幌のスカパー放送解説をしていた。

昨日の地元TVの実況副音声でも解説をしていた。
主音声の吉原宏太から 大丈夫?
とからかい紛れの心配をされていた。

砂川は、ストイックなタイプに見える。
しかも喋りは、不器用。
これから徐々に砂川節を身に着けてゆくだろう。

言葉で伝えることは、監督への道を歩むことになるであろう
彼のこれからの人生にとって非常に重い課題となる。
これまでのピッチ上のトレーニングとは違った難しいトレーニングが待っている。

選手のやる気を一つにさせる手腕が一番大切になる。
俺には、彼がそうしたことのできる人間に映る。
砂川誠のこれからにも注目していたい。

試合前の練習時間、選手が入場してくる。
先発組は、前回の岐阜戦と同じ。

控えを見るとヘイスが入っていた。
内村もいる。
彼らがどんな場面で出てくるのか。
ビハインドで同点、そして逆転などというシーンが見られれば最高だが。

伸二、稲本がいない。
体調のいいものを優先に使用するのは当然の起用法。
四方田監督は、1戦目で悟ったようだ。
彼らがチームに絶対必要なことは言うまでもない。
しかし、それは彼ら自身が現在行うことのでき得るパフォーマンス近くまで
できて初めてピッチで表現されるべき。

ビッグネームであろうと出来なければ、ピッチに立つことは許されない。
それがプロの舞台というもの。

試合開始に先立ち選手を迎えるためのパフォーマンスが
ホームゴール裏に用意されていた。














選手入場でピッチ内が暗転する。
帰宅して、録画のビデオで見たものは、
北海道を白い風船でなぞったもの。
風船の下に携帯電話のライトを当てて白さを浮き立たせる。

大きな赤い風船が数個あった、
会場では、どんな意味を持つのかは、わからなかったのだが、
ユースの拠点を示すものだった。
北海道は、広い。

この広さには、もう1チーム欲しい。
しかし、北海道の経済事情では、それは詮無きこと。

今年から釧路の拠点が増えた。
さらに優秀な子供たちが育ってくる。


長くなるので手短に試合を振り返る。

開始早々、両チームとも局面が激しい奪い合い。
がっぷり四つの予感がする。
3分都倉最初のシュート。
DFは都倉に体を預け自由を許さない。
4分パスがリズムよく繋がりバイタルエリアから宮沢のシュート。
ボールは、バーの上を飛んで行く。

札幌の積極性が見て取れる。

8分札幌のエリアで石井謙吾が、うずくまる。
左足に故障?
ドクターが呼ばれる。
ピッチ外に出て✖サイン。
替わりが出るまで札幌一人足りない守備。
愛媛の攻撃を凌ぐ。

14番上原慎也が入る。
脚があり上背もある。
謙吾と遜色ない選手。
急な出番だったが無難にゲームに入ることができた。

若干札幌優位でゲームが進んでゆく。
前半が終わろうとする時間帯に1点目がスコアされる。

40分自軍で進藤がインターセプト。
そのまま長めのアンダー縦パスをジュリーニョに通す。
これは、DFがはねかえす。

そのこぼれを宮沢が拾い右斜めの都倉へパス。
受けた都倉ドリブルで駆け上がりゴールエリアに入る。

ゴールエリア右に入った都倉シュートと思わせてパス。
このとき都倉の前に付いたDFは、シュートを防ぐために左足を出す。
都倉のパスは、DFの股を抜けて通された。

GKの前に転がったボールは、左から駆け込んだジュリーニョが、
左足に当てる。
ボールは、ゴールに吸い込まれていった。

攻撃した時が愛媛のピンチ。
鮮やかなカウンター攻撃がきまる。

その後大きなチャンス、ピンチなく前半終了。

後半
前半同様札幌やや有利の流れに見えた。
3分愛媛の攻撃。
ゴールエリア内に入れようとするパス、
福森が触ってエリア左に流す。
福森の右斜めの上原クリアの流れ。
二人の間を瀬沼が抜けようとする。

このとき二人は、お見合いをしてしまう。

ここに来て謙吾の抜けた穴が大きく開いてしまった。

瀬沼は、目の前に転がったボールを右足で振り抜く。
クソンユンの長身をもってしても腕は、届かず。
ボールは、左隅に送られた。

1-1

終盤まで一進一退を繰り返しながらゲームは進んでゆく。
その間お互いに
フレッシュな選手を送り込む。

札幌は、65分深井に代えて内村。
83分都倉に代えてヘイスを投入。
公称182cm78Kgのヘイスだがもっと大きく見える。

さよなら勝ちの予感が強まる。

ゴールエリア内で受けたパスを3人に囲まれた。
突破は無理と判断して
エリアを出てDFを躱かわ すドリブルのステップは、軽やか。

脚の技術の高さがうかがえる。

ピークは、アディショナルタイム3分が表示されたとき。
会場のボルテージは、一気に上がった。
それに呼応して攻め入る札幌。
録画の画面は、46分45秒を指していた。

左バイタルエリアから福森のふわっと浮かせたパス。
詰めてきたジュリーニョとヘイス。
ジュリーニョが豪快にヘディング。
ボールは、ピッチにたたきつけられゴールラインを超したかに見えた。
会場は、20012人の大きな轟音を響かせた。

しかし、GKは、胸懐にしっかと抱え込む。
惜しくもボールのお尻がラインに残った。

判定は、ノーゴール。

その後2~3のプレイがあったが決定的チャンス、ピンチなく終了。

1ー1のドローゲーム。

この試合の限りでいえば札幌は、敗戦に近い引き分け。
愛媛は、もうけものの勝ち点1となった。

試合の得点は、攻撃は、ピンチ。
そしてミス。
この二つが色濃く表れた試合となった。

ただ、今年の新加入選手の補強は、大当たりを確信させる試合となった。
これから連携は、より強くなる。
楽観は、いけないが悲観するほどの問題はない。
ただし、単純ミスは、なくそうね。

おっそうだ、今日のテーマ。
愛媛河原選手を家では、えなり君と呼んでいる。
後ろの座席でもえなり君要注意と話をしていた。
皆そう思っているんだ。

このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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