一昨日夜9時頃のこと。
火災報知機がけたたましくなりだした。
escape:エスケープ
逃げろ~!!
火災報知 器 と
書く人が多いそうだが
機 が正解。
玄関ドアを開けて見る。
煙や火の手の気配がない。
防寒着を羽織り廊下へ出てみる。
上の階から女の子が二人ハンカチで口を塞ぎ降りてきた。
煙たかったのかい?
首を横に振る。
えっ?
煙くないのに煙対策って。
学校での避難訓練の成果なのか。
煙は、下から上に登る。
俺の部屋は、一階。
まず、上まで階段を登ってみた。
一番上まで行っても異常がない。
火災報知機が変わらずに鳴り響いているだけ。
今度は、下まで降りてみる。
表に出てマンション全体を見渡してみる。
異常がない。
他室の居住者もいたので
どこかに異常ありましたか?
聞いてみたが、
ない という答え。
もう一度3本ある内階段全部を上下して確認してみる。
報知機をいたずらした形跡もなし。
やはり問題なし
開かずの管理人室を窓越しに点検してみる。
火災報知機の表示板が点灯していたが部屋の特定ができない。
その前で電話をかけている人。
ドアに貼ったALSOKのシールを見てかけたという。
そうこうするうち消防車到着。
一応全体に異常は、発見できなかった旨を告げる。
ALSOKも駆けつけ報知機を解除。
マンションエントランスは、心配そうにしている住民の顔と
消防士たちの半分緊張の溶けた顔を除くと夜陰の中の静けさを取り戻した。
報知機の表示では、一階の中の二部屋のいずれかで異常を感知したらしい。
一つは、居住者が問題なし、と答えた。
もう一つは、空室。
こりぁ報知機の誤作動以外ないな。
避難していた人たちにも
問題があれば消防士が部屋を訪ねるでしょうから戻りましょう、
と告げて撤収。
騒動は、
約30分間だった。
その後消防士の訪問もなく、普通が戻る。
部屋の探知機を
見て検索してみると
差動式スポット型探知機タイプで
熱に反応するタイプ。
原因は?
差動式火災報知機とは、
温度差の急な変化があると風船様の装置が膨張して感知するタイプ。
20度位を一気に上昇すると差動する。
昼間は、留守で部屋に帰宅後、
温風式ストーブで一気に室内温度を上昇させたか?
劣化による過剰反応も可能性あり。
浸水・結露などが原因で基盤腐食。
時間帯も早朝や、深夜でもなく。
誤作動で本火災でもなかった。
ということで幸いではあるけれど。
発生しないに越したことはない。
ちなみにescape:エスケープは、
ラテン語で外套を脱ぐ:ex capaから
フランス語を経て英語圏に経由され
束縛から逃れる~逃げるになったそう。
このおやじ、アゴハリ一族。
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター