2016年3月11日金曜日

カラ族 ドリフターズ

~ピィ~ピッピツピッ、止まれ~。
ウィース!
8時だョ、全員集合 という伝説の番組があった。
1969年~1985年で終了というから30年も前の話か。
平均視聴率27.3%
最高視聴率50.5%:関東地区
最盛期には、プロ野球に変えることもなかった。
16年間続いたお化け番組。

土曜の夜、全国各地でほぼ生中継だったという。

しかし、おれたちひょうきん族が始まった1981年から陰りが見え始める。
その4年後番組打ち切りになる。

逃げろ~!
コントの終わりは、ほぼこのフレーズで、てんでばらばらに逃げ回る。

しかし、公道でこう叫ばれたら、どんな反応をする?



その声がよく知っている身近な人の声で信頼できたとしても
どちらにどういうふうに逃げればいいのかわからない。

崖が崩れそうだ、逃げろ!
と具体的に言われれば行動しやすい。

こうしたコミニュケーションが猿や、鯨や、イルカなど哺乳類には、
持っているとばかり思っていた。

が、単語で情報の伝達をすることは、分かっていても
単語を組み合わせた文になっているかどうかは、未だ不明だという。

そして、
総合研究大学院大 鈴木俊貴研究員 
単語から文を作る鳥類の発見 という論文が発表された。
学術雑誌ネイチャーにも掲載されるという。
プレス発表 画像プレス発表から

内容は、シジュウカラの単語を並べた:統語の情報伝達。

写真1.シジュウカラ


統語とは、文法ともいいヒト・人間の言語において文が構成される仕組み。

実験結果の図解

(図1)実験結果.シジュウカラは「ピーツピ」を聞くと首を水平に振り周囲を警戒し(A),「ヂヂヂヂ」を聞くと音源に近づく(B).組み合わせ音声である「ピーツピ・ヂヂヂヂ」に対しては,周囲を警戒しながら接近する行動を示す(C).人工的に組み合わせの順序を入れ替えた音声(「ヂヂヂヂ・ピーツピ」)に対しては,警戒も接近もしない(D).


ピーツピ:警戒 + ヂヂヂヂ:接近 で警戒しながら集合してくる。

反対に

ヂヂヂヂ + ピーツピ では、反応しない。

~ピィ~ピッピツピッ、止まれ~。
ウィース!
シジュウカラ、全員集合 というわけ。

このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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