始まりがあり経過を経て結果が生まれる。
２０１６年サッカー J リーグの試合が始まった。
一昨日のブログでは、
為合う：しあう が幸せの語源と書いた。
試合の語源は？
為合うは、お互いの事を しあう の意味もある。
戦うことも 為合う となり
そのことを 為合い 当て字で 仕合い。
仕合いは、試合に変わる。
幸せと同じ語源だったとは。
昨日の北海道コンサドーレ札幌VS東京ベルディの為合いは、
０ー１で札幌の負け。
札幌のサポーター４２００人の中、
札幌が勝てる気のしない低調な為合いぶり。
解説の川勝さんは、札幌が仕上がっていない。
と言っていた。
もしそうなら４０日間のキャンプは、何をしていた？
という疑問が起きる。
試合前の監督は、
状況に応じて引き分けも視野に入れて とコメントしたという。
戦う前にその発言は、✖。
選手ミーティングでもそう言ったかどうかは、わからない。
が、今年の勝ち点を８０点と目標に掲げている。
２７試合に勝利しないとその点に達しない。
２７勝１５敗
勝率６４％となる。
１５敗できる、ではなく１５敗しか出来ない。
引き分けを考慮すると負けゲームは、もっと少なくしなければならない。
練習で
引き分けに持ち込む場合。
勝ち逃げる場合。
逆転するための方法。
これらを徹底させるのは、無論しなければならない。
が、引き分け狙いは、消極的な動きになってしまう。
案の定、選手の動きに現れていた。
後ろから都倉に長いパスを入れて中盤を省略するばかり。
石井が左を深く切り崩す姿勢を見せてもフォーローがない。
２列目３列目の前線への押上げがない。
いや、前半までは、守り重点で後半に勝負に行く、
と見ていた。
行かない。
６０分小野を内村に替え
ジュリーニョをトップ下。
２トップ都倉、内村で打開策を取った。
東京も勝負をかけてくる。
アランビニェイロFWを入れた。
確かに札幌は、目覚めたように見えた。
この時点でお互いのシュート数
札幌２ 枠内０
東京７ 枠内３
圧倒的札幌不利。
カウンターで攻め入るが決定的チャンスを作れず。
反対に
クロスカウンターを喰らう。
そりぁ、綺麗なクロスカウンターだった。
右斜めからゴール正面へスピードに乗ったドリブルでかけ上げられた。
アランの右に増川が併走していた。
DF河合が立ちはだかる。
この時、増川は河合の後ろへ回り込むことができる余裕があるように見えた。
しかし、増川は、河合に任せっぱなし。
河合は、抜かれればGK１対１を作ってしまう。
河合は、ギリギリまで待ちスライディングでボールを引っ掛けようとした。
俺の予想では、
河合は、捨て身。
スライディングで奪えれば儲け物。
増川は、指をくわえて見ていた。
いや、そうではなかった。
増川を挟んで相手SB２番安西が詰めていた。
増川は、そこを見なければならない。
増川は、河合の後ろに行くにいけない状態だった。
そして河合は、１対１に負け。
GKは、立ってはいたが左に大きく口を開けているゴールをカバーできない。
もう一度見直すと
マセドが少し遅れて左からアランを追いかけている。
しかし、ダッシュしていない。
緩慢な走りと言わなければならない。
シュートしたアランの後ろに置き去りにされた河合。
右足を必死に伸ばしているのが増川。
その左がマセド。
昨日の布陣なら、これからも間違いなく相手は、
DFラインの足のなさを突いてくる。
残り１５分あれば内村の速さ、都倉の強さ
そしてセットプレイで高さの絶対的優位にある
札幌にチャンスは、作れるかに見えた。
しかし、相手にボールを持たれて
５分もあったアディショナルタイムも無駄に過ぎてゆく。
ゴールの匂いは、１回だけ。
GKの好セーブに阻まれた。
キャンプでは、セットプレイにも重点を置いているという報道もあった。
しかし、CKや、FKで 惜しい は、ゼロ 。
記憶では、オフサオドもゼロ。
今日の試合を見た他のチームは、
札幌の強さを見出すことができなかっただろう。
次の為合いまでどう修正するのか。
中抜け攻撃なら小野は、いらないし。
アウェイ引き分け狙いなら
４-４-２で完全カウンター狙い方がいい。
しかし、そこがチームの狙いではないはず。
もっとアグレッシブに守備も攻撃もするチームを目指しているはず。
昨日のような腰の引けた為合いでは、
J1行は無論、集客すら難しい。
サポーターが幸せな為合いを 魅せろ！
このおやじ、アゴハリ一族。
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味：ロードバイク／ クロス カントリースキー／ そして、コンサドーレ札幌のサポーター