2016年2月24日水曜日

1%のために高い水道料、必要?

中水と聞いて理解できている人は、ほとんどいない、はずだ。
上水、下水と言えばなんとなくわかってくる。
の上、下の間にあるのが中水。

※通常 中水は、生活排水を処理して生活の雑用水として使いましょう、
を指すが、
ここでは、生活の中で飲料以外に使える水と考えてください。

現在日本では、水道事業のこれからに大いに頭を悩ませている。

水道の蛇口から安全な水を飲める国は、
世界に10ケ国ほどしかないという。

そのひとつが日本で、
安全だけでなく
国民の98%が
水道を使用できるという
高普及率。


水の安全保証研究会2015年報告書より
2040年度までに
日本の水道事業体の98%に値上げが必要になる。
その半数の604事業体で30%以上の値上げが必要。

20立方メートル:一般家庭1ケ月平均使用量で
1万円を越える場合も出てくる。

これは、人口の減少幅が大きいところ
そして、給水人口の少ないところほど顕著なのだという。
特に北海道・東北地方に集中している。

水道は、以下のように設備される。
水源確保 貯水設備
濾過・浄化設備
送水設備

これらのほとんどが、1960年~1970年に設備された。
設備の老朽化による補修、入れ替えが必要となっている。

このままでは、水道事業の負担が高すぎて十分なサービスを提供できかねない。
民営化しては、どうか?
という流れになってきている。

俺は、考える。
違う観点もあると。

蛇口から出てくる浄水のどれだけを飲み水として使っているか。

水道月平均使用量:1人7 トン:産経ニュースから

1日平均233リットル

人の1日水分摂取量を2.5リットルとすれば。
その率は、
たった 1%だけ。

差し引き230リットルは、何に使っているだろう?

トイレ
洗濯
風呂
その他

この残り99%弱、230リットルは、
高度に浄水されていなくてもなんの支障もない水。

これを中水にすればどう?

水道から出てくる水は、中水。

飲み水にはできないけれど洗濯・風呂・トイレに何の問題もない水。
浄水ではなく中水にしてしまえばいい。
浄水設備は、高度でなくてよくなる。
当然維持費が少なくなる。

非漏水率も世界有数の国、日本。
送水管も小さな穴くらいならいいんでないかい。


飲料水は、どうする?

低額安全浄水器開発。

今は、急速濾過方式をほぼ用いている。
この中の物理的な沈殿濾過だけを中水で送水する。

飲料用には、各家庭が浄水する。

一人3リットルほどの量なので大型の浄水器は、必要ない。

安全性を国が保証すればいい。
今現在浄水場の基準となっている不純物が
濾過する能力があればいいだけの話でさほどむつかしい事はない。

簡易濾過装置
緩速濾過方式の応用
簡易ろ過装置によるろ過効果の検証
日経新聞 玉川の水、濾過してのめるか

バクテリア浄水方法
ナノ鉄粒
酸化チタン

頭のいい人たちが
安くて安全で簡単な方法を確立して
国がそれを保証すれば解決するんだけどね。

昨日、今季38回目CCスキー1時間20分。
累計:69時間15分
今朝の札幌積雪 64cm


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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