標津の漁師直伝、簡単できれいにい始末出来る。
標津の帆立は、天然に近い養殖:地撒じまき養殖。
稚貝を放流して後は、貝自身が自由に動き回り餌を採る。
帆立貝名の由来 北海道立衛生研究所より
江戸時代に作られた日本初の百科事典、「倭漢三才圖會(寺島良安編)」にその記述があります。
「口を開いて一つの殻舟の如く、一つの殻帆の如し、風に乗って走る。故に帆立貝と名づく。」
貝殻と貝柱が「扇子に月の丸」を象った秋田藩主、佐竹氏の家紋「月印五本骨軍扇」に
似ていることから、「秋田貝」の別名でも呼ばれます。
実際の移動は、海水を噴射したり、ヒモをヒラヒラさせて泳ぐ。
天敵は、ヒトデ・オオカミウオ・ミズタコ。
特にヒトデは、網によくかかる。
一昔前は、すごい腐臭がするので有料で処分されていた。
現在では、
土壌改良剤
健康食品
防虫・防鳥剤
消臭剤の原料として一部利用されている。
北海道には、 しべつ という地名が二つ。
ラジオでは、
士別:侍しべつ
標津:根室しべつ という区分けをしたりする。
地域的には、知床半島の羅臼の南側に隣接している。
酪農と魚業の町
鮭の漁獲が高い。
標津漁業協同組合 ここで購入できます。
さて、本題。
自転車北海道一周で標津で漁師の家で一宿、一飯の接待をいただいた。
着くなり、ホタテの丸ごとが供される。
自転車北海道一周9日目
海の香りをのせた甘くてこりっとした触感で思わず目を閉じ
しばし悦楽を楽しませてもらった。
一昨日仲間が北海道一周の慰労会をしてくれる。
標津から帆立を送ってもらう。
午後到着の発砲スチロール箱から
まずは、一つどおお?と誘われた。
いやぁ、そうかい、そうだよね、そうしようか。
誘惑に負けて
フライイング試食
俺の自慢の三升漬けだけで
上の画像は、そのおいしさにピンボケ。
ヒモもコリシャリ触感で新たなうまさ。
フライイング試食
俺の自慢の三升漬けだけで
上の画像は、そのおいしさにピンボケ。
ヒモもコリシャリ触感で新たなうまさ。
その漁師の家で帆立の始末の方法を教えてもらったので書き記す。
事前の砂出しは、いらない。
事前の砂出しは、いらない。
貝から中身をはずす。
貝柱と紐とに分ける。
貝柱は、よく水洗い。
紐は、熱湯にくぐらせてから水洗い。
貝柱と紐とに分ける。
貝柱は、よく水洗い。
紐は、熱湯にくぐらせてから水洗い。
帆立の黒緑色:ウロは、重金属や有害物質が溜まっている所、
即危険というわけではないが食べられないので外して廃棄。
残った帆立の生殖器:三日月形とヒモをよく水洗いする。
砂も取れて白くきれいなヒモに仕上がる。
慰労会は、ホタテ三昧で標津の幸を十二分堪能して終了。
この日も、慰労会のために帆立は差し入れしてくれた。
斎藤さん、ありがとうございます。