2015年6月9日火曜日

梅干漬けに挑戦


今朝の札幌市:小雨・少し風 予想最低気16℃・最高気18

初めての梅干作りをしてみた。

調べてみるといたって簡単。
1ケ月ほど塩付けして後は、干すだけ(土用干し)とある
このあと本漬けが本来の手順のよう。
まずは、土用干しまでしてから本漬けを考える事にする。


その前に、梅干の歴史をしらべてみる。

wikipediaによれば、

梅の木は、中国からの渡来。
1000年前には、日本でも梅干が作られていたらしい。
15世紀~16世紀の戦国時代には、陣中食として必携品となる。
食べるだけでなく、傷の消毒にも利用されている。


面白い利用法がある。
江戸時代の石見銀山で粉塵公害予防に使われたと言う。

んん? どんな風に?


青梅を塩漬け乾燥後、砂糖をまぶして紫蘇で巻き、1年間寝かせる。
その梅肉を利用した防毒マスク福面:ふくめんとして絶大な効果が上がったと。

覆面 ではなく 福面 と書くのも面白い。

炭坑で働く工夫達の弁当のおかずとして発展し梅紫蘇巻きが出来た。
現代の巻き寿司に継っている。

梅干ババァ という言葉がある。
梅干を食べたとき口をすぼめ顔にシワを寄せる。
老婆に似てくることからこの言葉と思っていた。

時代劇などでこめかみになにかを張っている場面がある。
大抵は、中年以降の女性。
貼っているのは、梅肉で頭痛・癇癪の予防なんだと。
これから梅干ババァとなったんだと。


ここいらのスーパーでは、青梅しか売っていないのでまずこれを使う。
本来は、完熟梅使用がベスト。
室温で熟成する手もあるが今回は、そのまま始めて見る。

手順
1.水洗い 
2.ヘタを取りさっと水切り
3.ビニール袋に青梅と塩を入れ空気を抜き口を固く縛る。
 塩の量は、梅の25%位にしてみた。









4.大きな入れ物底に3の袋を入れ水を入れたビニール袋を重しにする。
 水の量は、梅の倍位、










5.4~5日で梅から出た水分で顔が埋まる位
  鍋の蓋を開けるとふわつと梅酢の香りが立つ。

6.梅の色が全部茶に変色これから1ケ月重しの水を半分にして
  寝ていてもらいます。











このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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