2015年6月20日土曜日

毒と蜜


今朝の札幌市:曇・風なし 予想最低気14℃・最高気21

ワラビ採りの毎日を送るおやじ、
一つ不思議がある。



三股付け根に
アリが張り付いている
クリックで大きくすると
辛うじて写っている。



ワラビに必ず蟻が登っている。
蟻は何のために登る?
さらに蟻は、少々の潰しにもへこたれない、なぜあんなに体が丈夫?

まず、蕨わらび
蕨は、土中の根茎から地上にニョッキと顔を出す。
あのニョッキの部分は、全て葉なのだという。
茎と思っといる部分は、
葉柄ようへいといい葉を繋いでいる葉の一部なんだと。
地上へ出るとき先は、葉を丸めて傷つかないように保護している。

蕨には、タンニンとビタミンB1を破壊する酵素があり
これを知る動物は、ワラビを食用とはしない。

ところがワラビを食べる蛾の幼虫がいるという。

そこで蕨は、考えた。

細川たかし 心のこりで
♫ワラビ馬鹿よねぇ~ 
では、なかったのです。

葉の付け根から蜜を出しアリを呼び蛾の幼虫を寄せ付けないようにしていた。
需要と供給、寄生と宿主、相思相愛、大家と店子。

わらびは、馬をも殺すと言われる毒:灰汁をもち
片方でアリを寄せ付ける蜜を出していた。

突然クイズ
寄生と宿主 はなんと読む?
通常は、きせい やどぬし だが学術用語では別の読み方があるんだと。
答えは、巻尾に。

さて、蟻は、なぜあんなに丈夫な体を持ち合わせているのか?
結論から言うとわからなかった。

推論で言うと、
アリは、とても獰猛な肉食で
絶えず他の群れの蟻とも勢力:縄張り争いをしている。
そこで自然と鎧のような体が出来上がった。

その生体が面白く蟻専門の通販をしている
ありんこすぽっとというサイトがある。
下にリンクを貼り付けた、とても興味あるサイト。


答え

寄生 : きしゅ
宿主 : しゅくしゅ


本日の資料元
目がテン
ありんこすぽっと
NEVER不思議な生体のアリたち


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

広告