2018年8月31日金曜日

自転車日本一周32日目 人が近い宮崎県人

やっぱり一昨日が節目だったよう。
昨日も昼寝を少ししたけれど、気持ちよく走り終えた。
もう秋風。

お天道さまの光も頂戴しながら、
起床してからスタートまでをゆっくりと過ごす。


睡眠が4時間で足りるはずがない。
北海道では経験することのない高温下で毎日の走り。
さらに荷物も積んでいる。

体重は3kg減っている。
体脂肪率は多分5%くらいだろう。
いつでもリングに上がれる。

いや既に上がっている。
日本一周のリング。
戦う相手は、誰でもない。
自分の体力。

俺自身は、戦っているという自覚はない。
楽しんでいる。

いやそれも違う。
楽しもうとしている。
荷物を積んで走ることを楽しめる訳がない。
それでも走りを楽しむことができる日がある。
一昨日がそうだった。
昨日は、その煽あおりでちと足が重い。
重いながらも追い風に助けられて約100km。
激しいアップダウンもなし。
道路も比較的に広い。



話が変わる。
九州人に聞いてみた。
九州には、なん県ある?
実際に走ったことで各県のつながり方が理解できた。
と同時に7県しかないことにも気づく。
沖縄県を入れても8県。
あと1県は、どこ?

多分古い時代に九州に別れていた名残だろうと推察した。
案の定。
16世紀の戦国時代に書かれた軍記に九州の記載あり。
Wikpediaがそう答えた。

九州人にも沖縄を入れて9つの県があると思っている人もいるようだ。
もしくは、7県であることを理解していても九州の謂いわれを知らない。
俺が札幌の地名はアイヌ語であることまでは知っていても
元のアイヌ語は知らないと同じか。
















宮崎市からスタートで延岡市泊まりにしようかと考えていた。
走り始めて距離を示す看板あり。
門司まで331km。
そうなると2日ではきつい。
延岡市で85kmほど。
無理はしたくない。
ならばほんの少しだけでも距離をかせいでおこうか。
で12km先の道の駅北川はゆまに来た。
100kmを少し欠ける97km走行。

来た途端にヒッチハイクで日本一周中の不破一真君YouTubeがインタビューに登場。
それが済むと延岡市在住の保険会社女性が話を聞かせろと。
その代わりソフトを奢ると来た。
断る手はない。
マンゴーソフトをゲット。
そして他にも複数と会話あり。

この道の駅は、東九州道の出入り口の一つになる。
立ち寄りの車が引きも切らない。

レストランは、18時まで。
シラス丼にしようか、チキンなんばんと冷汁のひむか定食にしようか悩み中。
現在は17時になるところ。
ブログの大体の下書きを終える。
このあとの顛末は明日:本日朝にする。


食事の前にシャワー。
終えておもむろにレストランに行く。
準備中の看板。
オーダーストップが、17時30分。
あちぁ〜、

売店で物色して食事にした。
シャワーの前に奇人登場。

一見してロングの旅の同年かと思しき男性。
本来後輪に積むべき荷物が背中にある。
宮崎市から東京は、板橋まで帰るのだという。
同年どころか10年先輩。
いまだ登り主体のレースに参戦しているという。
様々会話させてもらう。
俺同様に60歳を過ぎてからの自転車乗り。
俺の10年先を見ているような。

一度寝て起きたのが23時を少し回った時間。
屋根ありのベンチで寝ている。
ベンチにマットを敷いて寝袋なし。
すこし肌寒く感じてきた。
コンサのビニールポンチョを引っ張り出して寝直し。

その際ハムを中心につり足発生。
そうか、追い風で勢いのつけられる箇所はガンガン回した。
風の手助けで筋肉への負担が少ないと思っていた。
が、結構な筋肉のいじめになっていたよう。

4時少し前に起床。
一昨日購入の蚊取り線香が、ぐるりとそのままの形で白い灰になり床におちている。
ここにはもともといないのか。
それともこれのおかげか。
奴らとの攻防は、なし。
攻防といえば西郷隆盛が最後に戦った場所が延岡なそうな。

この駅の人たちは、自分の職場が自宅でもあるような気楽な振る舞いで客に接する。
いっぺんに心を通わせる笑顔を見せる。
大好きな場所として強く印象にのこるだろう。

さて今日は、どこまで走ろうか。

このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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