10kmくらいは、初めての道。
それを過ぎると前日に走った道。
そこから30km近くをダブリ。
そう、GGだぶり一人旅。
今別までのダブリを約40Kmあまりか。
道を間違えたために。
腹を立てようにもぶつける相手なし。
自分の間違いには、寛大なのが人。
しょうがねぇなぁ。
今別の国道縁コンビニに再度立ち寄る。
小雨が降ったり止んだりの繰り返して。
ずぶ濡れになるでなしとなれば問題もなし。
体温が乾かしてくれる程度の降り。
スピードは、今一。
逆風とゆるい上りのコース。
それでもおめめぱっちり、睫毛は短く。
胴は長く足軽く。
あくまで快調。
竜飛岬をショートカットしようと考えていた。
時折小雨の空模様となれば向こう岸、北海道は拝めない。
ああそうですか、でおしまいだべ。
コンビニで補給食と水を購入。
もう一つソックス。
綿のソックスが乾ききらない。
バックの横に括り付けたがバックは体温をもたない。
薄手の足首のないのを選ぶ。
久々コーヒーも。
それを飲みながら素足からソックスに変身。
間違い。
足首ありだった。
センスの欠片が顔をだす。
こんにちは〜。
長い足首つきビジネスソックスの足首を折り丸める。
いいんだわ。
とてもかわいいんだわ。
68歳が可愛いだと!
黒だらシューズの黒赤にもぴったりだし。
薄いナイロン製なので指の両端の関節が擦れないし。
今度からは、ナイロンの長首を探すことに決めた。
カラフルなやつ。
赤もいいべな。
黄色もいいと思うぞ。
ロングのときはスペアを用意して途中履き替える。
コンビニを出て、そんなことを考えながら走り出してまもなく。
北海道新幹線トンネル入り口という看板が登場する。
本日のメインがそこにいた。
なにも予備知識を持たない地域。
唐突なタイミングでそいつが現れた。
ちょいと見る。
どこにでもあるトンネルの入り口にしか見えない。
鉄っちゃんが大喜びの現場なんだべな。
寄ってみるかい。
国道と並行している鉄路。
入ってみると線路の向こうに10mくらいの眺望台がある。
これで新幹線の出入を鑑賞しようというわけか。
車が1台だけ。
眺望台にひとり首を長くしている御仁あり。
めったにない話。
Jaimis2号の記念撮影。
その視線の右端に小さな売店と同じく小さなお社。
店の軒先に時刻表あり。
そいつを覗きに近づいた。
俺には読めない。
俺の視力では無理。
自然なタイミングで店の主が声をかけてきた。
後30分待ちだねぇ。
このトンネルは、30年前からあるんだよ〜。
ん、待て。
新幹線は3年前からだべ?
在来線で使っていたからねぇ。
いや、今もだけど。
北海道に新幹線が通りました。
あ、そうかい。
そりぁ良かったです。
くらいの感慨しか持たない俺に
トンネルがどうのこうのなど注意の外のことだった。
田中角栄さんが構想したんだね。
台風で連絡船洞爺丸が沈没したでしょ。
あの時にね。
工事人亡くなっているからうちのとうさんが建てたんだわ。
工務店やっているから。
お父さんが?
旦那さ。
いい声してるねぇ。酒?
生まれつきさ。
いやたばこか?
そうかもしれないね。
30人亡くなって。
だからその魂をまつるべぇ、って神社たてたのさ。
新幹線仕様に整備して使い始めた3年して。
ここに来る人が多くなってきて。
なら誰かがいたほうがいいべか?
でそれなら店も仕立てて人入れるかい。
3年前から私ここにいるのさ。
色んな人くるよ〜。
ここの工事に参加した人たちは300世帯くらい入ってたのさ。
ただで聞く話じぁない。
店のカウンターに鎮座するべっ甲餅をいただきながら
適当な相槌を打ち次を促した。
この場合はいい加減な、の意味ではないからな。
竜飛にその新しく集落をこさえてさ。
学校も病院もできたんだよ。
その人たちの中から被害出してるから。
その仲間が訪れたり、家族だったり。
孫もくるのさ〜。
だんだん深くなるのさ。
トンネルまだ深く堀増しているのかい?
違うっしょ。
新幹線が開通して前に増して訪れる人多くなったのさ。
そういう裏話しさ。
ちょくちょく合いの手入れると話がスムーズに流れてくる。
うちの父さんそんな話を仲間たちと協力してまとめたのさ。
おんや、記念誌でもだしているんだべか。
ここまでは、営業の前フリだったべか。
姐さんならブリタニカキング間違い無しだったべな。
奥のほうにはいりそれを引っ張り出そうとしている。
勝手に入らせてもらうよ。
それは2枚のA4用紙にコピーされてまとめられていた。
この売店を商売っけだけで始めたわけではなさそう。
その間に雨が強くなる。
自転車を軒先に避難させてもらう。
ほれ。
ん?
ほれあそこ見て。
トンネルの額の文字。
大きく貼り付けるしている。
が読めない。
視力がない。
ただ達筆であることはわかる。
中曽根さんがさ書いたんだと。
もう100かい。
向こうのほうには、橋本さんだと。
聖子ちゃんかい?
龍太郎さんさ、あの人はもう亡くなったもね。
どっちも筆の立つ人だったもんなぁ。
まだある。
割愛。
そうこうしている間に合図がなる。
新幹線ではない。
貨物がくるんだと。
この合図は、客のためではない。
トンネルのなかの保守点検をする人たちにむけて注意喚起をしている。
雨が少し弱くなってきた。
解説のお代には少ないけれどソフトクリームを所望。
その間に新潟からの観光客5人様もソフトクリームを舐めていた。
同じく姐さんが、説明をしている
角栄さんのくだりであの人はすごい人だったもんなぁ。
合いの手を入れる。
そうだべさ。
新潟県人の誇りだもな。
5人が去って丁寧にお礼述べ、激励を受けて再スタート。
龍飛にいったら3軒の店の真ん中にうちの嫁さんがいるから寄っていって。
これで竜飛岬まで行く決心をしたGG.。
るんるんだな。
いったらここ行けって言付かったから。
この一言が行き先で言える。
いやぁ〜まだまだ続きがあるんだけど長くなるから止め。
おっとこれだけは。
竜飛の上りも大したもんで函館山の坂に似ていた。
頂上のちょい手前に石碑が迎える。
ご覧あれが竜飛岬北の外れと〜。
吹き出したな。
さゆりが迎えてくれた。
今どこかって?
吉幾三さ。
生まれ青森五所川原、はぁいっぺん来てみなしょ。
金木という街のオートキャンプ場のテントの中。
夜に降り続いた強い雨が少し落ち着いてきた様子。
時間は、5時。
止むといいけどなぁ。
秋田竿燈まつりが6日まで。
止まなければここに足止め。
雨の中のテント撤収は、きついからなぁ。
今別までのダブリを約40Kmあまりか。
道を間違えたために。
腹を立てようにもぶつける相手なし。
自分の間違いには、寛大なのが人。
しょうがねぇなぁ。
今別の国道縁コンビニに再度立ち寄る。
小雨が降ったり止んだりの繰り返して。
ずぶ濡れになるでなしとなれば問題もなし。
体温が乾かしてくれる程度の降り。
スピードは、今一。
逆風とゆるい上りのコース。
それでもおめめぱっちり、睫毛は短く。
胴は長く足軽く。
あくまで快調。
竜飛岬をショートカットしようと考えていた。
時折小雨の空模様となれば向こう岸、北海道は拝めない。
ああそうですか、でおしまいだべ。
コンビニで補給食と水を購入。
もう一つソックス。
綿のソックスが乾ききらない。
バックの横に括り付けたがバックは体温をもたない。
薄手の足首のないのを選ぶ。
久々コーヒーも。
それを飲みながら素足からソックスに変身。
間違い。
足首ありだった。
センスの欠片が顔をだす。
こんにちは〜。
長い足首つきビジネスソックスの足首を折り丸める。
いいんだわ。
とてもかわいいんだわ。
68歳が可愛いだと!
黒だらシューズの黒赤にもぴったりだし。
薄いナイロン製なので指の両端の関節が擦れないし。
今度からは、ナイロンの長首を探すことに決めた。
カラフルなやつ。
赤もいいべな。
黄色もいいと思うぞ。
ロングのときはスペアを用意して途中履き替える。
コンビニを出て、そんなことを考えながら走り出してまもなく。
北海道新幹線トンネル入り口という看板が登場する。
本日のメインがそこにいた。
なにも予備知識を持たない地域。
唐突なタイミングでそいつが現れた。
ちょいと見る。
どこにでもあるトンネルの入り口にしか見えない。
鉄っちゃんが大喜びの現場なんだべな。
寄ってみるかい。
国道と並行している鉄路。
入ってみると線路の向こうに10mくらいの眺望台がある。
これで新幹線の出入を鑑賞しようというわけか。
車が1台だけ。
眺望台にひとり首を長くしている御仁あり。
めったにない話。
Jaimis2号の記念撮影。
その視線の右端に小さな売店と同じく小さなお社。
店の軒先に時刻表あり。
そいつを覗きに近づいた。
俺には読めない。
俺の視力では無理。
自然なタイミングで店の主が声をかけてきた。
後30分待ちだねぇ。
このトンネルは、30年前からあるんだよ〜。
ん、待て。
新幹線は3年前からだべ?
在来線で使っていたからねぇ。
いや、今もだけど。
北海道に新幹線が通りました。
あ、そうかい。
そりぁ良かったです。
くらいの感慨しか持たない俺に
トンネルがどうのこうのなど注意の外のことだった。
田中角栄さんが構想したんだね。
台風で連絡船洞爺丸が沈没したでしょ。
あの時にね。
工事人亡くなっているからうちのとうさんが建てたんだわ。
工務店やっているから。
お父さんが?
旦那さ。
いい声してるねぇ。酒?
生まれつきさ。
いやたばこか?
そうかもしれないね。
30人亡くなって。
だからその魂をまつるべぇ、って神社たてたのさ。
新幹線仕様に整備して使い始めた3年して。
ここに来る人が多くなってきて。
なら誰かがいたほうがいいべか?
でそれなら店も仕立てて人入れるかい。
3年前から私ここにいるのさ。
色んな人くるよ〜。
ここの工事に参加した人たちは300世帯くらい入ってたのさ。
ただで聞く話じぁない。
店のカウンターに鎮座するべっ甲餅をいただきながら
適当な相槌を打ち次を促した。
この場合はいい加減な、の意味ではないからな。
竜飛にその新しく集落をこさえてさ。
学校も病院もできたんだよ。
その人たちの中から被害出してるから。
その仲間が訪れたり、家族だったり。
孫もくるのさ〜。
だんだん深くなるのさ。
トンネルまだ深く堀増しているのかい?
違うっしょ。
新幹線が開通して前に増して訪れる人多くなったのさ。
そういう裏話しさ。
ちょくちょく合いの手入れると話がスムーズに流れてくる。
うちの父さんそんな話を仲間たちと協力してまとめたのさ。
おんや、記念誌でもだしているんだべか。
ここまでは、営業の前フリだったべか。
姐さんならブリタニカキング間違い無しだったべな。
奥のほうにはいりそれを引っ張り出そうとしている。
勝手に入らせてもらうよ。
それは2枚のA4用紙にコピーされてまとめられていた。
この売店を商売っけだけで始めたわけではなさそう。
その間に雨が強くなる。
自転車を軒先に避難させてもらう。
ほれ。
ん?
ほれあそこ見て。
トンネルの額の文字。
大きく貼り付けるしている。
が読めない。
視力がない。
ただ達筆であることはわかる。
中曽根さんがさ書いたんだと。
もう100かい。
向こうのほうには、橋本さんだと。
聖子ちゃんかい?
龍太郎さんさ、あの人はもう亡くなったもね。
どっちも筆の立つ人だったもんなぁ。
まだある。
割愛。
そうこうしている間に合図がなる。
新幹線ではない。
貨物がくるんだと。
この合図は、客のためではない。
トンネルのなかの保守点検をする人たちにむけて注意喚起をしている。
雨が少し弱くなってきた。
解説のお代には少ないけれどソフトクリームを所望。
その間に新潟からの観光客5人様もソフトクリームを舐めていた。
同じく姐さんが、説明をしている
角栄さんのくだりであの人はすごい人だったもんなぁ。
合いの手を入れる。
そうだべさ。
新潟県人の誇りだもな。
5人が去って丁寧にお礼述べ、激励を受けて再スタート。
龍飛にいったら3軒の店の真ん中にうちの嫁さんがいるから寄っていって。
これで竜飛岬まで行く決心をしたGG.。
るんるんだな。
いったらここ行けって言付かったから。
この一言が行き先で言える。
いやぁ〜まだまだ続きがあるんだけど長くなるから止め。
おっとこれだけは。
竜飛の上りも大したもんで函館山の坂に似ていた。
頂上のちょい手前に石碑が迎える。
ご覧あれが竜飛岬北の外れと〜。
吹き出したな。
さゆりが迎えてくれた。
今どこかって?
吉幾三さ。
生まれ青森五所川原、はぁいっぺん来てみなしょ。
金木という街のオートキャンプ場のテントの中。
夜に降り続いた強い雨が少し落ち着いてきた様子。
時間は、5時。
止むといいけどなぁ。
秋田竿燈まつりが6日まで。
止まなければここに足止め。
雨の中のテント撤収は、きついからなぁ。
このおやじ、アゴハリ一族。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。