早いなぁ。
気負いを持っていた当初から、徐々に力が抜けてきた。
旅の毎日が日常となってきている。
基本は自力で移動。
移動をすると何かが起きる。
小さい何かが。
大きい何かが。
一昨日は、初めてインターネットカフェに宿泊した。
こま切れながら熟睡もしたようだ
昨日の走りに中で睡魔の誘惑は、一度としてない。
俺の睡眠モードは4時間あれば足りる。
ということらしい。
3時過ぎに目覚め片付けをして隣のコンビニで朝食を済ませる。
4時30分スタート。
ここでは台風20号の影響が風以外にないらしい。
その風が自分のコースにどんな影を落とすのか?
それを思いながらゆっくりと体を目覚めさせてゆく。
いままでは、大きな街を抜けるために無駄な時間と労力を費やしていた。
が、GGも進化する。
スマートフォン名人入りを果たした。
道順をナビゲーションする機能が俺の持つスマートフォンについていた。
それを知らずにいた。
アプリを導入すれば使えるかもしれない。
くらいは、思ってはいた。
が、それをしたとしても俺には致命的な問題ががある。
読めない。
小さい字が読めない。
猫に小判状態。
それが、あ〜た。
カーナビの如きにルートを示してくれる。
福岡から左回りの海沿いの道順を確認しつつ
唐津市方面にルートをとる。
時折足を止める。
を繰り返す。
時間と距離をロスする。
を考えたら大幅な問題の解決となる。
GGは、驚きました。
目的地を示せば矢印で教えてくれるのですから。
小さな文字など読めなくても使えるのですから。
おれの最大の致命傷が雲散霧消した瞬間でした。
この機能に野性的本能が加われば不敵だべ。
かくして順調に歩を進めるGG.。
が、この日の大きい問題があった。
風。
終始強めの逆風に付き合わされる。
せっかく早くスタートしたが17時に到着の佐世保市で112.6Km。
でもな、いいことだってある。
今風で言えば奇跡のアイスキャンディがそこにあった。
それは、アイスキャンディーという名の至極の逸品。
梨を柔らかい氷で包み込んでいる。
アイスキャンディの硬さでは、ない。
でもアイスキャンディの柔らかさでもない。
冷たい和菓子。
適度の硬さの果物氷。
もちっとする氷。
女房にも食べさせたい。
と思った。
場所は、道の駅伊万里。
特産館のアイスBOX。
三品ある中の昨日は、梨だけが鎮座していた。
値段が200円。
地方送りを問う。
製造元ならしているかもしれない、
で電話番号メモ、その上に道すがらの場所を教えてくれた。
たどり着き、交渉成立の上で次のように2本めの杏。
うれしさを隠しきれない68歳GG。
女房への発送交渉成立。
この手のアイス物は、食後に水を欲する。
それがない。
甘みの殆どが原料の果物。
補助的に甘味を加えているという。
凍らせる時間が必要で、現在は1日30本が限度。
それだけでなく、ぶどうは種の除去や
皮の外しなど手間暇も十二分にかかっている。
女房、待ってろ。
本数が揃ったら送ってくれる。
7〜10日が目処。
.それと直樹ちゃんも待っててね。
ネコちゃんの分もあるから。
しかし、その後が大変。
この日の目的地を佐世保に決めて道の駅を検索。
少しだけ迂回であるという。
ナビに従い走る。
とんでもない林道を走らされる。
この日の獲得標高が700mのうち420mをそこで登らされた。
地元札幌でいえば幌見峠の連続コース。
蚊が寄ってくる速度でそれ以上は出すことができない。
かといって停まっていては、蚊が大群を編成するだろう。
幸いを行き交う車は、軽トラック2台。
狭い道幅を蛇行する場面もしばしば。
パンクの心配が頭に過る。
さいわい無事峠で超え。
この日もインターネットカフェ泊り。
ブログ仕上がり4時。
5時に退店しなければならない。
荷物をまとめてカウンターへ。
強めの雨。
一度精算で同個室にUターン。
ブログの内容チェックで更新させる。
これでも誤字脱字のオンパレードなんだべな。
悪いね、校正してくれる女房殿。
このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター