俺の睡眠時間。
いくら楽しく過ごしているとはいいながら。
3時間とか4時間とか。
どこかが狂っている。
昨夜も10時くらいに寝袋入り。
けさは、2時22分起床。
狂っているを認めるとしてそれだけしか睡眠していなくてどうなるの?
昨日は、目覚めたら雨。
天気予報では、お弱くなっている。
いつでもスタートできるように荷物を片付ける。
片付け終わるとさらに雨が弱くなった。
行こう。
今日は、一人の走りに戻る。
その前に別れがある。
他の二人は、少しだけ同じ方向へ向かう。
俺が後なら二人を送ることになる。
取り残された切なさよりも、先に別れよう。
7時位か。
ちかくのセブンで朝のエネをチャージ。
コーヒーも。
修行僧もここでエネルギーチャージを購入。
3日間入っていなかった風呂に昨夜たっぷりと遣った。
すっかりきれいになっている。
俺のブログを毎日読みます。
日本一周やり遂げてください。
殊勝なことを言ってくれる。
整体師ともまたどこかでいつか会いたい。
ミニトマトも一パック。
少〜し残る雨。
ずぶに濡れるなら止める。
これくらいなら濡れGGになることはない。
濡た先から乾いてゆく。
10km程先で雨は少々強さを取り戻す。
道の駅能生に入り雨宿り。
越前カニの直売店が連なっていた。
忙しく開店の準備をしている。
ローソンが施設内にある。
再びコーヒーを所望。
寝ようとするが眠れない。
直売店が開店した。
覗いてくるか。
この南下で気になっていたのが天然生牡蠣。
よく目にした。
でかい。
1個600円凸凹。
いい機会だ、1個所望。
開けて食べるだけにしてくれる。
貝殻だけでなく中身も大きい。
一口で放り込む。
天然だという。
野性味が強いのかと思いきや、優しい味。
酒があればもう一個となる旨さ。
この夜に花火大会があるらしい。
こんなに早くから席取りなのだろう。
盛んにその話題が飛び交っていた。
小一時間ここで雨をやり過ごす。
カニ目当ての客の会話も賑やか。
そんな雑然とした騒がしさの中に身を置き再びスタート。
時折小雨。
そのまま進む。
つまんないなぁ。
連れがあったほうがいいよなぁ。
雨のために三日目ののたり走り。
わりと平坦が続く。
雨のウェット路面を考慮。
楽だけど走れない。
そういえば荷物どうにかしようかなぁ。
ラックセットの2つのバックに収まりきるように。
減量しょうかなぁ。
テントいらんよなぁ。
道の駅が随所にある。
昨日の施設の支配人いわく24時間休憩できる場所があって初めて道の駅。
それを怠っていると認定の取り消しもありなんだと。
となれば行き当たりばったりとはいいつつ、
行く先の目星さえ幾つかつけておけばいい話。
寝袋だけあればいいよなぁ。
フライパンいらんよなぁ。
昨日まで3回使用。
10日は、使ってない。
ならばなくてもいいよなぁ。
コンロもいらなくなるよなぁ。
そうなればバックのみ。
パッキングも楽だし、走りやすいし。
近々そうしよう。
平坦がきついアップダウンに変わる。
その名も親不知おやしらず
北陸最大の難所で天下の難所と呼ばれていたそうな。
俺は、北陸を走っていた。
切り立つ岸壁。
急な勾配の上り下り。
距離はないので辛さはない。
雲が味方して暑さもない。
そこを過ぎるとお昼。
4〜5軒の食べ物屋が並んでいる。
どこも必ずたら汁を掲げている。
朝日町宮崎という場所。
そうここは、すでに富山県。
新潟は、3日で通過したことになる。
適当に入店してたら汁の注文。
味噌味。
つまりは、たらのたっぷり入った味噌汁。
たらの淡白ながらもその旨味を引きだした優しい味を堪能。
ここで耳寄り情報をいただく。
富山県内にふたつのサイクリングコースあり。
道路歩道を区切る白線の内側にブルーの線あり。
そこをなぞって行く。
ひとつが44km。
もうひとつが59km。
俺の行くさきがそのひとつ氷見になっていて宮崎が終点。
さぁ、それに乗っかった。
天気は、回復。
おてんとうさん、あっつあつ。
狭い国道を走るストレスなし。
コースの変化は、矢印が路面に付いている。
暑さ対策は、効果あり?
28度だもんな暑くないわな。
休憩を入れつつ氷見市を目指す。
昼飯前にチャリの親子を目の端にしていた。
ここを走っていると多分その二人と思われる前方影を見る。
荷物有りとはいえ平坦。
スィっとかわす。
こんにちわ~。
向こうからもこんにちわ〜。
そのままペースを保つ。
ここに入ってからは、押し風。
さらに視界も広く一段と速度上昇。
前方に水飲み場。
それも立派に屋根をこさえ駐車場スペースあり。
一人だったが2LPET数本に水を入れていた。
あちこちに玄関横の少し太めの管から水が流れ出ている。
俺もそこに入る。
男の子も後ろに追いついた。
おお、付いてたのかい。
少し、小鼻を拡げた。
本気の走りで顔が赤く高揚している。
俺は、結構なスピードだしていたのに。
お父さんも二拍遅れて到着。
この子自転車が好きで
自分が追いてゆくのも大変なほど出せるんです。
MTBでの走り。
例によって凸凹の強い太いタイヤ装着。
5年生だという。
少し背が高いほうか。
自転車は、足の長いほうが有利。
君は、向いているね。
目が輝いていた。
夏休みの自由研究で富山の再発見をサイクリングコースに沿ってしているという。
一挙両得な宿題の解決方法。
このあたりは滑川市の海岸近く。
県内に六ヶ所あるうちの県の名水保全指定の一つ。
富山の財産を守り広く名水も利用しようとしているらしい。
キャップ、手袋、腰中の日本手拭を濡しなおす。
そして一口。
混じりけのないスッキリした県の誉れを頂戴した。
親子が先に出発。
しばし後から追走再び。
ほどなく追いつき挨拶を交わしながら追い抜き。
あ、来た。
とは子供。
今度は、先程よりもう一段上でつぃ〜。
GGは、見栄も張る。
あと10Kmほどのところでブルーラインを見過ごす。
着いたのがここ、新湊大橋。
この橋は、室蘭白鳥大橋同様自転車、人間は通行止め。
違うのはエレベーターの使用により上の専用通路まで自転車も乗せられること。
そして徒歩で渡る。
橋の通行止めお断りを見て引き返そうとした。
ローソン様で飲むヨーグルト購入。
氷見への道を尋ねる。
この橋が一番早く楽だという。
ただし手押しが条件。
その空の歩道で自転車をおしつつ思わぬ眼福をさせてもらう。
埠頭に大テントが張ってある。
昨夜は、この下のベンチでご就寝。
お盆近くの土曜日とあって日が暮れても訪れる人が後を絶たない。
そんな喧騒を向こうに聞き流し就寝。
そして先の時間に目覚めこれを書き上げた。
ただいま3時34分。
あと1時間もすると
段階的な変化をみせる曙色が見られるかもしれない。
今日は。能登半島に突入。
どのあたりまでたどり着く?
このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。