2017年1月4日水曜日

あくび、ホイ~、ホイッ

あくびが出る。
今にも顎が外れんばかりの大あくび。
ついでに両の腕に力を入れる
胸を張り思いっきり伸びをする。
気持ちがいい。

あくびの後には、目頭に涙が滲んでいる。

あくびの涙
あれってなに? 調べてみる。

手短に言えば涙腺から絞られる。

涙は、涙腺で作られ常時貯められている。





晴れた朝の
ベランダ風
バーから水滴が
落ちようとしている






眼球の渇きを防止、
ゴミの洗い流し、
細菌、紫外線から防御、
角膜や結膜への栄養供給もその役目だという。

必要に応じて交感神経が指令を出し眼球表面に流される。



あくびで顔の筋肉を目一杯縮める。
目の横上で耳寄りにある涙腺が圧迫される。

眼尻上から涙が滲む。

普段は、目頭の上下にある涙点から一旦涙嚢るいのう に貯められる。
涙嚢から鼻へ流れる。

が涙腺からの涙が多量のため涙嚢へ処理しきれない。
反対に涙嚢からも絞り出される。

と言うことのようだ。

あくびが涙を要求している動作ではないということになる。

要は、あくびをすると必要が無いけれど涙を出てしまう。
と言うことになる。

じぁ、あくびは何のために起きる?

眠気、退屈
脳が働かない、正常に戻さなくては、酸素を送ろう。

脳の疲労
眠気、行動と類意

脳温度調整
口を大きく開けることで温度の高くなった血液の新旧交換が早く行われる。
その時口の中の毛細血管が冷えて、頭蓋骨内が冷える。
脳の沸騰を防ぐための行為。

緊張
緊張をほぐすためのリアクション。
アスリートが試合前に欠伸をするのは、これに相当する。
犬は、難しい指令を受けると欠伸が多くなるんだと。
犯行前のテロリスト発見にも欠伸チェックが防止項目の一つ。
緊張の場合の欠伸は、置き換え行動という。
ストレスをまるで場違いな行動で落ち着かせるという考え方もあるようだ。

病気

こんなところがあくびの原因らしい。


其々の原因からの欠伸行動に共通するのは、
顔面を緊張させて脳を刺激させる。

ちなみに欠伸と書く。
欠くは、口を大きく開けた象形文字
見えたそのままの状態を漢字にしたわけだ。


欠伸は、人間他哺乳類に限らず爬虫類や鳥類でも見られることから
原始的な神経が起因していると考えられている。
が、いまだ未解明なんだと。

気心の知れた人の中でならどれほど大きな欠伸をしようとも問題は起きない。
が、大事な商談だったり面談だったりの場合はどうだろう。
不謹慎で不真面目な印象になる。
緊張欠伸は、嚙み殺すしかないのか。

緊張を解くコツを一つ。
最近見つけた方法。

夕刊配達でカブの運転。
降雪してからの悪路は、緊張の連続となる。
このときハイッとか、ホイ~、ホイッとか声を発する。
途端に肩の力が抜ける。


のおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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