2017年1月10日火曜日

肖る

雪の落ちてくる様子を見て思う。
どの位の時間を掛けて地上に届く?

・針状:25~70cm/sec
・平板・樹枝状:30cm/sec
・立体樹枝状:60cm/sec
・粉雪:50cm/sec
・水滴付き結晶:90~110cm/sec
・あられ:120~300cm/sec 



この数字は、北海道大学で人工雪に初めて成功した
中谷宇吉郎のデータが素になっている。

一番遅い雪で1秒間に25cmの落下速度だという。
 


拡大してみると
より一層雪結晶の
美しさが理解できる。

画像:カルフォルニァ大学
ケネス・G・リブレット博士による

SnowCrystals.com




雪の結晶
これをもとに単純計算した結果。

一番遅い針状雪
風が無くまっぐに落ちて来た場合の計算
1000m~4000秒:66分:1時間6分
5000m~20,000秒:333分:5時間33分
北海道のパウダースノーは、
少なくても1時間かけて地上に舞い落ちていることになる。


昨日全国高校サッカー選手権で初優勝した青森山田高校。
監督は、黒田剛で札幌出身。
サッカーは、室蘭大谷高校の後、大阪体育大学。
青森山田の監督就任から21年掛かっての高校選手権優勝を手にした。

インタビューの第一声は、長かった。
歳月の長さが滲み出ていた。

そして長いといえばフランスの105歳、ロベール・マルシャン。
数日前あの爺様がまたしても記録を作ったという報道があった。

自転車1時間走行平均時速22.5Km。
平坦コース、とはいえ年齢を考慮するととんでもない記録。

100歳超えと言えば
日本人は、60歳で還暦と言って祝う。
確かにちょいと昔まで人生50年と言われていた。
ならば60年は、長寿となろう。

しかし、現在の日本では、100歳は、6万人を超している。
100歳は、百寿で起寿ともいう。
それだけいれば元気な爺様も出現するわけだ。

日本の100歳超えのとんでもない爺様は、
100m42秒22・2015年当時105歳 宮崎秀吉さん。
このとき砲丸投げ3m25のギネス記録も同時に打ち立てている。

国は、百寿の祝いに純銀杯を贈っていた。
が、増え続ける長寿者に予算が足りずメッキ銀杯に変更している。
去年9月からの話。
予算は、純銀比、約半額の3800円。
昨年の100歳祝いが約65000人。
3800円×6万5千人で2億4千700万円

確かに純銀にすると約5億円になる。
とすれば大きな予算。

しかし、へその曲がった俺は思う。
100歳まで生きていることが目出度いのではい。
普通に生活できて初めてめでたいことではなかろうか。

寝た切り100歳ではなく、普通生活100歳に銀杯と言わず純金杯を贈呈にしては?

昨日は、成人式。
日本独特の祝典。
元服儀式から出来たという。

しかし、その発祥は、第2次大戦後の埼玉県の旧蕨町。
1946年青年祭がそのルーツで、2年後に政府が倣って成人の日を制定。
今に至っているという。

俺は、3回の成人式を記録している。
100歳まで後2回の記録が必要となる。

どこまで生きていられるかは、未知なこと。

先のロベール爺さんは、
記録を破るために来たのではない。
105歳でも自転車に乗れることを証明しに来た。
と語る。

俺もあやかるとしよう。
あやかるを漢字で書くと肖るとなる。

未知どころかまだまだ無知な66歳ジジィーなのだ。



のおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター




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