2017年1月13日金曜日

大男、小男の総身

数日前天気予報士の森田さんがこの冬最高の低気圧になるだろう。
とラジオで話していた。

なるほど寒い。

但し、寒くて暗い、のマイナス面だけではない。
新雪が積もり雲が切れて青空が広がってくる。
太陽の明かりが真白な景色に照り返す。

夏の晴れでは見ることのできない別の世界が広がる。
そんな中に佇む。
自然に表情が緩む。





羊ケ丘展望台裏から
札幌中心街







昨日の午前中もそんな天気。
風なし、気温は、マイナス9度c。

歩いていてふと思う。
俺の記憶では、寒い地域の哺乳類は、大きな個体になる。

熊の仲間で最大は、北極熊。
800kgになる個体がある。
地球上最大、最強の肉食獣
あのライオンより虎より強い。
体格だけ見較べても納得となる。

北極オオカミは、80Kgになる。
鹿の仲間トナカイは、300kgまで育つ。


では、人間は?

印象としては、北欧人は、大男のイメージがあるがどうなんだべ。

男性の平均身長が180cm超えしている国が4つある。
オランダ・デンマーク・アイスランド・スェーデン

オランダ:181.7cm2004年調べ 
デンマーク:181.6cm2005年調査
アイスランド:81.3cm2007年調査
スェーデン:180.6cm2005年調査

もう少し後の調査では、オランダ183.8cm
女性も無論大きく、170.7cmというサイトもあった。

オランダを除いた国は、寒い国のイメージがある。
で調べてみると、北極からの寒風が吹き込むそうだ。
アムステルダムの平均最低気温を見ると然程低くない。
1~2月でマイナス1度だという。

地図を見てもポーランドやイギリスのほうが北に位置している。

寒いという条件だけで大男になったわけではなさそう。
200年前のオランダ人は、ヨーロッパの中では低いほうだったらしい。
過去150年で20cm伸びている。
ここまで極端に伸びた近隣諸国はないという。

その特異成長の原因説
成長ホルモン
酪農国で1950年~1970年成長ホルモン剤を使用していた。

少日射量
ベルクマンの法則で寒い地域の巨大化

富栄養化
近代化により庶民の栄養が行き届く

と諸説ある。


大方のスポーツでは大きいほうが有利。
だが俺のイメージでは、小さいほうが長生きしている。

何言ってるのよ、あんなに大きな白ナガス鯨は、100年だし、
象だって80年だべ。

いや、そうではなくて同じ種類の話。

犬は、小型犬のほうが長生き

人間にもこれは当てはまる。
ハワイ日系移民を対象にしたコホート研究
1900年~1919年に生まれたハワイのホノルル在住8006人の日系アメリカ人を対象調査。
1965年から始まり、ほぼ50年間の追跡。
約1200人が90歳以上の寿命であった。

このあいだのフランスの
105歳、ロベール爺さんは、身長150cm。
やっぱり小さい。

大男総身に知恵が回りかね、という言葉がある。
これはあくまでからかいで
小男の総身の知恵も知れたもの。
と返し川柳がある。

ただ、体が大きくなると摂取カロリーが多くなる。
その分消化エネルギーを使うことになる。
したがって寿命が削られる。
と言われている。


のおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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