2017年1月12日木曜日

糞のカプセル

流石に寒い。 
今朝も今時点でマイナス10度C。
昨日の午前中は、マイナス9度Cの中をクロカンスキー。
がりがりの雪質で極寒と来れば楽しくない。

身体は、薄く汗ばんでくる。
が、何度か繰り返している右手丈高指が痛い。

身体も重いし軽く走って帰宅。

昔は、凍傷の場合時間を掛けて解凍してゆく。
だったが、現代では速やかに暖めること。
となっている。

自分の懐の中に手を入れ暖める。

痛い部分が更に痛む。
細くなった血管に血液が流れ込もうとしているせいだろう。

凍傷を経験した個所は、冷たさに弱くなっている。
更に凍傷を起こしてしまう事になる。




多肉植物と苔
茶色の鉢は、親指大。







数日前にたまたま原口元気サッカー代表FWのTVドキュメントをやっていた。

ドイツに渡り今までの自分が通用しない。
何が足りないのか?

結局走れないということが最大の問題点。
足は、速いけれど持久力に欠ける。

徹底して走り込む。
ゲームを通して走れる選手に仕上げた。


走ることに関するコーチングを浦和時代の3年前から受けてもいる。
コーチは、筑波大学院人間総合科学研究科の谷川聰准教授。
陸上110mハードルの日本代表選手だった。

ダッシュ力に天分を持つ原口は、
自分の瞬発力で脚を傷める可能性も併せ持っている。

天性を伸ばし怪我をしない身体作りを指導されている。

本人は、確実に向上している自分も確認できているようだ。

天性と合わせて、たゆまぬ努力が大きな実をつけている。

その番組で目を引いた場面がある。
サッカー選手 真っ黒な足の爪
これはインターネットで拾った画像だが原口も同様に爪が黒くなっていた。

職業病と言うことになる。
俺が実際に見たことのある職業的特異部位がある。
ピアニストのラフマニニフ筋
グーで力を入れると小指の付け根がぷっくり膨らむ。

特異と言えば兎の栄養摂取方法にも驚かされる。

草を食べた糞を今一度食べ直す。
一度目の草を食べた後、腸内で糞:水分が多い をカプセル状に加工。
それを食べ直す。
その糞の中には、多量の微生物:バクテリアが生息している。
口の中で咀嚼せずに飲み込み、
蛋白質とビタミンB12の摂取をしているという。

但し、その糞は自分の身をかがめて肛門から直で食べる。
つまり我々の目には触れない。
兎のころころ糞は、食べ直した後のもの。
これは食べない。
兎としては、滓となる。

尖りネズミも同じ食生活だという。
こいつは、北海道の固有種でトウキョウトガリネズミ。
世界最小の哺乳類でネズミの種類ではない。

他に同じような行動をとるのは、コアラ。
離乳食として子供に食べさせる。

長い歴史の中で身に付けた生存への特異性と言うことになる。

先の原口選手の話の中でちょいといい話。
妻は、黒いツメが好きだという。
原口のプロサッカー選手としての証明がそれ、
誇らしい傷に見えるのだろう。


のおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター


広告