2014年12月2日火曜日

冬に乾燥するのはなぜ?

今朝の札幌市:晴れ・微風 予想最低気温ー3℃ 予想最高気温1℃

気象庁の予報精度は、大したもんだな。
昨日の北海道は、選挙公示日とあって荒れること。

ん?それは別物だって、

分ってるって、伊達に鼻の下長いわけじぁないんだから。

で、昨日のインフルエンザ予防で下の疑問を持ったおやじなんだけど

冬:寒い
冬:乾燥

は、常識であってもなぜ?と聞かれ
「簡単に説明できる人~?」

「真面目で誠実そうでボンボン顔で気品が漂ってて
何聞かれてもそつなくボロ出さず、よっ、さすがしんちゃん」よく手が挙りますねぇ。

又、横道それちまったなぁ、

日本の冬、まずは簡単な説明と思ったがこれがどうして大変だぁ。


2013年12月31日
北海道総合森林研究所内
樹木は、既に来春の花芽を準備してから
眠りに入る





日本海側
大陸からの季節風に運ばれた冷気は、
日本海(海水温15度C位)から上がる水蒸気をたっぷりと含む。

そして、日本の背骨と言われる山脈にぶつかる。
ぶつかった気流は、上昇し雪雲となり雪を降らせる。

上にゆくほど気圧は、低い。
低い気圧の中で空気は、膨張する。(だから高地の空気は、薄い)
膨張すると温度が下がる。(100mで0.6度C下がる)

大陸からの気流は、
下の層が日本海で温められるとやはり膨張して空気は軽くなり、
上層は、そのままで下層に比べると重く不安定な状態になる。

陸や山にぶつかったとき不安定な状態は崩れ軽いものは上昇。
上昇した気流は、0度C以下で結晶化し雪となり落下。


太平洋側
山を越えた季節風は、軽く(乾燥)なっている。
山を越え地上に降りてくるときに温められ、空気は膨張しさらに乾燥する。
水蒸気の少ない気流は、雲を作ることなく晴れた日が多くなる。

つまり、大陸から吹く季節風が雪を降らせたり乾燥させたりする。

なるほどなぁ、そうやって山の西と東で雪と乾燥に分かれるのか。

あれっ、まて、ここにシベリアの寒気団でやつは、登場してこないのか?

西高東低の冬型気圧配置ってシベリア寒気団(高気圧)と
太平洋低気圧の相関配置でこれが寒さと雪の原因でないんかい。

西高東低の仕組み
地球の傾きで温度が変化する。
冬は、北半球の温度が下がる。
北極の冷気が一段と強くなる。
シベリアの寒気は、どんどん溜まり空気は重くなり高気圧になる。
太平洋の海表温度は、さほど冷めず空気を暖め上昇し気圧が低くなる。

そして物事の原理
高いところから低い所へ空気は、移動する、これが季節風。

季節風は、概ね
冬は、北・西から
夏は、南・東から吹く ことになる。

んん?待てって偏西風ってのがあるべ、西から東に吹いてる奴よ。
あれは、年中おんなじ向きなんだべや。
冬の北・西からの風は、わかるけど夏の南・東の風は偏西風に逆らって吹いてるのか?

そういうことなんだな、上は上、下は下、結構勝手な動き様をしてるってことか。

はぁ、やっと理解出来たわぁ。
簡単に調べられると思ったら難しいもんだなぁ。

メモ
偏西風とはwikpedia概念図
地球の自転が生む(おおよそ高度5000~10000m帯)
おおよそ北緯35度(島根県松江市)から北緯60度(カムチャッカ半島)
1年を通して西から東に吹いている。
最高高さ1万メートル付近・・ジェット気流概略 ・ 大気循環概念図
 最大100m/s:360Km/h位までの速度
 5000m・・・強風


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター


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