2017年2月17日金曜日

らしく生きると涙

もうすぐ弥生3月が来る。
お雛祭りがあって、卒業の時期。

卒業式で泣く男子
俺たちのころだと悲しい涙を流すのは、女子が相場。
そんな話をしていたらアラフィフの友人女性が、最近は男子の方が泣く。
のだと教えてくれた。

悲しい、嬉しいで泣く感情的な涙は、人間だけの現象だという。
情動性分泌というのだそう。
目を保護するための基礎分泌
目・鼻・喉、傷痛みで刺激されて出る刺激性分泌
の三つが涙の訳。

俺たち夫婦が好きな映画の一つ














奇跡のシンフォニー
英題 August Rush





数回観ている、そのたびに泣いている。
音楽が重要な鍵をもつ。



写真の少年エヴァン・テイラーは、孤児院育ちの11歳。
自分は、捨てられた子供ではない、と信じている。
エヴァンは、音楽という強い大きな才能を持つ。
風が草原を撫でてゆく音がサウンドで聞こえる。
人々の声がメロディで聞こえる。

ある日エヴァンは、孤児院を抜け出る。
自分自身で両親を探すため。

ニューヨークの街に着いて彼が出会ったのは、ギター。
はじめて楽器に出会ったエヴァンは、感性でギターを弾きこなす。
その演奏法は、独創的。
そのシーンのYouTube
ハッピーで開放的で躍動する。

その才能をストリートミュージシャンの
元締めに見いだされ街角に立つ。
元締めは、エヴァンの才能を独り占めしようとする。
彼の名を、オーガスタ・ラッシュと名づける。

元締めのアジトが手入を受けた。

逃げたエヴァンは、とある教会で少女にピアノと譜面の書き方を教わる。
ほんのさわりだけで彼は、かねてから聞こえた街の音を譜面に写す。
そこから音楽大学の飛び級に入学しニューヨークの野外コンサートの課題曲を任される。

が、元締めに連れ戻されるエヴァン。
孤児院に連れ戻されると脅されたのだ。

が、・・・・更にドラマの積み重ねられて
最後、離れ離れだった父、母、息子の三人がその演奏で再び結ばれる。
予告編YouTube


涙の訳
KAIGO LAB でその解説がある
涙は、助けを求める小道具。
子供は、泣く。
小さければ小さいほど良く泣く。
泣くことによって何かを訴える。

執拗な攻撃に涙されると攻撃者は、興奮が静まる。
自己を守るための武器であるという仮説:小林明道動物行動学を説明している。

涙を隠す時にもこの仮説は、延長して考えられている。

涙:助けを求める弱さ を隠そうとする行為。

そうかもしれない。
俺は、女房の前だけは素直な自分でいられる。
だから涙を隠す必要はない。

そう、女房には弱い自分をさらすことが出来る。

そうか、今の子供たちは、弱い感情を表わすことが
恥ずかしいことと躾けられていない。
むしろ男の子であろうと弱くてもいい。
男の子なんだから強くなどとと言われて育てられていない。
女の子も女らしくなど言われずに、
あなたらしく生きなさいと言われている。

のだろうな。


のおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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